2019年5月17日金曜日

令和元年大相撲夏場所初日



熱い夏場所はじまりました。
初日快勝!長い15日間です
鶴竜○-御嶽海●

低い立会いからの速攻。
眼が覚めるような立会い。
これぞ鮮烈スタート!

http://www.sumo.or.jp/ResultData/torikumi/1/2/

2019年1月27日日曜日

短時間ウオーキングのススメ

みなさんこんにちは。
厳しい寒さが続いておりますがみなさんお元気でしょうか。

今回は春に向けた健康行動をご紹介したいと思います。第一弾はウオーキングです。
軽装ですぐに始められる運動として人気の高いウオーキングですが、ちょっとした工夫をすることで、他の健康行動も促進する可能性が高まります。

「なんだ、ウオーキングか」と思った方・・・ウオーキングは手軽に始められる反面、屋外であったり時間をかけておこなうことから、寒い冬や時間のない人にとってはスタートするのが難しいという声も聞かれます。
また、ウオーキングは10分以上息が弾むようなスピードで継続することで有酸素運動として効果が出ることや、筋肉量を増やすことを目的とした運動としては効果が低いことから、目に見えた効果を得るためには思ったよりも頑張らなくてはいけないということも気がつくと思います。

しかし、最近の研究では、ウオーキングの効能は有酸素運動だけでなく、短時間であっても立位姿勢を保つ筋力のアップや睡眠の質をあげることに効果があることがわかってきました。つまり、ウオーキングは、ただ歩くだけでなく正しい姿勢で歩くことが大切で、それが短時間であっても効果が得られるということです。またこの効果は実は立っているだけでも得られる物なので、通勤電車やバスなどであえて座席に座らない習慣をつけるだけでも良いのです。

また、睡眠の質を高めることをウオーキングに求める場合は、日中明るい環境で行うことが重要になってきます。人間は、概日リズムリズムという体内時計のような生理本能をもっており、起床後太陽光を浴びることでその日の睡眠に必要なホルモンが分泌することがわかっています。それらをウオーキングに充てることで短時間でも重要な健康行動につながるというわけです。

いかがでしょうか。
短時間のウオーキングは有酸素運動には繋がらないものの、少し工夫をすることで大切な健康行動につながることがお分かりいただけたことと思います。是非今日から短時間ウオーキングをはじめましょう!

尚、夜間しかランニングやウオーキングの時間がない人は、起床後15時間以内に実施し、なるべく明るい環境で運動をすることをオススメします。これは、先ほどの概日リズムによる影響で、夜間屋外でランニングを続けた人の多くが睡眠障害につながったことから明らかになっています。少し気にしてみてください。



2019年1月16日水曜日

コンビニ弁当

みなさんこんにちは。

今回は健康とコンビニ弁当についてお話ししたいと思います。


24時間暖かく美味しい弁当を手に入れることができるコンビニ弁当。最近は、味はもちろん、見栄えや健康をウリにした弁当も出て来るなど各社激しく競っています。

単身者やちょっとしたお出かけの際にも便利なコンビニ弁当、少なからずお世話になっている方も多いことと思います。


一方で「コンビニ弁当は健康に悪い、自炊した方が健康的」という声も多く聞こえますが、みなさんはいかがでしょうか。


◾️余計な物が含まれていないという“オチ”

コンビニ弁当やオニギリは厳選された食材や徹底した衛生管理によって作られた食品で、「身体に悪い余計な食品」はまず含まれていません。

むしろ自炊することにより、自分の好きな食材と味付けをしてしまうことで栄養に偏りが出てしまったり、一人暮らしの人は作り過ぎてしまって結局不経済、なんて人も多くいることを考えるとコンビニ弁当の方がよいと考えてもいいかも知れません。


しかし、名前の通り便利なコンビニ弁当には、食品の品質を維持するためにどうしても欠かせないものがあります。それは味付けと過剰な衛生管理です。


◾️塩分量

調理業務をされている方は既にお気づきかも知れませんが、食品の品質を維持するためには「塩」と「砂糖」が通常よりも多く必要になります。実際コンビニ弁当をチェックしてみると塩分が多く含まれていることが分かります。

コンビニ弁当は、塩分相当量ではなくナトリウム表記のみになっていることがあります。実はこれが落とし穴で、ナトリウム量と食塩量と同じではないのです。ナトリウム量(Naと記載されていることもあります。)これに2.54倍乗じて下さいそれが食塩相当量です。


★詳しい計算方法

・ナトリウム含量(g)×2.54=食塩相当量(g)

ナトリウムが「mg」で表示されている場合

・ナトリウム(mg)×2.54÷1,000=食塩相当量(g)


一般的な平均摂取塩分量は1食3~4gが目安となり、高血圧など減塩を指導されている人の塩分量は1食2gが目安となりますが、コンビニ弁当を上記の計算に合わせてみると1食で5~6g含まれているものが多く見られます。


塩分は人間にとって必須のミネラルですが、摂りすぎると高血圧をはじめ、様々な健康被害を及ぼすことがわかっていますので注意が必要です。

特に普段から運動量少ない方が塩分を摂りすぎると、体が浮腫んだり極端に体が疲れやすくなったりするようになります。


◾️過剰な衛生管理

コンビニ弁当は不特定多数の方が食するために、作られてから短時間で店頭に並び、厳正な賞味期限によって管理されています。

また、調理段階では精密機械を作るようなクリーンルームで調理されており、極力人間が食材を直接手で触れないシステムを構築しています。つまり滅菌された空間でロボットが調理するようなものです。

市販のお弁当屋さんも、殆どが上記と同様の調理センターで作られた食材を各店舗で温めて出す形をとっているので、賞味期限を守ればお弁当が痛み健康被害を訴える人は少なくなります。


実はここがコンビニ弁当のオチなのです。


人間は様々な「菌」によって身体を覆われています。皮膚をはじめ、体内の菌類がいることで、外部からの菌の体内侵入を防ぎ、重大な感染をしのいでいます。

しかし、無菌、滅菌ブームによって現代人の皮膚には、100年前の100分の1しか菌がいないとも言われ、外部の菌を防ぐことができなくなっています。

本来食事から摂取すべき大切な菌も、コンビニ弁当のように“余計なものが含まれていない”食事を食べ続けることによって、体内に必要な菌が不足する可能性があります。


もちろん不衛生な食事が良いわけでも、コンビニ弁当がダメなわけでもありません。

利用できる便利な物は使い、代わりに幸せを見つけることは現代人にとって必要なことであると思いますが、食事はみなさんのカラダを作り、生命を維持する以外に、私たちは「食事を楽しむ文化」を得ている国民です。

食事は是非、笑顔溢れるものであってほしいと思います。


ひとつのアイディアとして、コンビニ弁当を家で食べる時には、少し洗い物が増えますが、自宅のお皿や鍋に移し替えて食べると良いと思います。また、寒い冬には友人や家族を囲んで鍋でも食べましょう!