2008年8月31日日曜日

曽我浦終了のひと時も束の間。



今日から新しいプログラムがアカオで開始された。



日中はホテルのサロンで、そして夜は秋の夜長を楽しむナイトハイク。



これから月がきれいな季節だから、錦ヶ浦に上がる美しい月を眺めながら夜のハイキングというわけ。



おしゃれでしょう?!



残念ながら今日は月の見える回りじゃなかったから見えないけれどたくさんの星空を見ながらのハイクはとても気持ちが良かった。研修も兼ねていたので、参加したスタッフに11年前にここを訪れた頃、感じていたことや失敗したことなんかを話しながら歩いた。





見える?!金星!



錦ヶ浦って本当にキレイなところだな。



でも今日バスケに行けなくて、早速お叱りのコメが入ってました[E:coldsweats01]



Do you enjoy it
the ocean life?



2008年8月30日土曜日

ガード45日目。



11回目の、曽我浦の夏が終了。



砂浜が少なくてけが人が多かったのが残念だけれど、精一杯頑張れた夏だった。





思い返せば色々なことを伝えて成長した子たちが多かった夏だったな。



今年の夏を継承することを考えなくては。





最終日、かわいい教え子たちが来園。



なな!



そして2回目の来場さち!かい!





高校生になったら一緒にライフガードやろうぜ!



オレはいくつだ?





Do you enjoy it
the ocean life?



ガード44日目。



なんと曽我浦の業務もあと2日になってしまった・・・。



昨晩はとんでもない雷雨だったのに、朝起きて窓を開けたら快晴じゃん!!



調子も半分くらい戻ってきたし[E:heart01]



ということで、朝練習へ。



連日の雨で透明度は最悪。



それでもちょっとスピードを上げたスイムをやりたかったので、バシバシ泳いでいたら



「ガッつ!」



突然目の前に現れた漂流物をよけきれず激突!



それも運悪くフジツボだらけだったので、今シーズン初のケガ。





左の腕と頭に傷。



ちぇっ!



「ケガをするライフガードは愚かだ!」



っていつもみんなに豪語していたのに、朝からこの有様じゃ示しがつかんぜ。



でも



「豪雨のあとは海は変わる。あと2日気を緩めるな」



という海からの教えなのかもしれん。



はい。謙虚に精進致します。



Do you enjoy it
the ocean life?



2008年8月29日金曜日

東海地域は豪雨。



今日ダイビングでお越し頂くはずだったお客様も昨夜からの豪雨で被害を受け、キャンセル。



会社がひどく被害を受けたとのことだったので、かなり心配です。



---



しかし熱海はなぜか快晴・・・。



遠く秋田からダイビングを楽しみに来て頂いた体験ダイビングの2名様をお連れして初島へ。



しかし・・・天気は良くても、水が最悪・・・。



せっかく来てくれたから何とか楽しませたい!!と色々考え、キンギョハナダイやキンメモドキがもの凄い数で群れている浅場へご案内したところ、突然イワシの大群に包まれ、そのあとを追うカンパチの群れ!群れ!群れ!



お客様は海よりも突然現れるカンパチが怖かった[E:happy02]



となんともコメントしずらい(私も同感だったので)ご意見を頂きました。



ということで透明度3mほどでしたが



「感動した!ぜひダイビングを始めたい!」



という嬉しい言葉を頂き、カンパチと初島に感謝です。



いつもより早く島から戻り、まだ明るくて天気も良かったため、ちょっと出かけてみました。



といってもガソリンを入れたのと曽我浦へ顔出したくらいだけどな。



初曽我浦。





XJRより車長が少し伸びたので細かい取り回しが難しいけれどだいぶ仲良くなれたぜ。



後ろ姿もいけてるよ。



Do you enjoy it
the ocean life?



2008年8月28日木曜日



ガード43日目。



ありえないことに、豪雨で曽我浦はクローズ。



残り3日で今シーズン初めてのクローズ。全体の士気が下がらないかが心配だった。



ガードはクローズでも、プログラムはホテルの中で実施することになり、厚と裕也に



「今日はlegendを作れ!」



と今期最高数値を目標にするはっぱかけをする。



ところがだ。



彼らは予想をはるかに超えた集客をし、伝説を作った[E:smile]



誇らしげに帰ってきた彼らの顔ったらなかったな。



彼らが頑張ってくれたおかげで、日中出来ていなかった9月からの準備とライフセービングクラブの合宿所建設に時間を取ることができた。9月からは新たな事業がスタートする。



---



夜はミニバスヘ。



実は体調が悪かったこともあって2週続けてお休みしていたので、子供たちに怒られた[E:pout]



だから練習中子供たちにたくさん話しかけられた。



後半、子供たちが基礎練習をしている端っこで走っていて思わず出た言葉。



「あー疲れた!」



子供A「八代さんなんで走るの?疲れるなら走らなきゃいいじゃん」



「・・・たしかに[E:coldsweats02]」



自分からトレーニングをして“疲れた”というマイナスな言葉を人に言う必要はないな。一生懸命トレーニングしている子供たちに失礼だな。



きっと子供は、選手でもない八代さんが疲れるまでトレーニングする必要がなんであるの?という率直な意味で言ったのだろう。



また、別の子供に



「八代さんが来るとさ、練習楽しんだよね[E:wink]!」



と言われた。



とてもうれしいことだけれど、楽しいだけじゃいけないんだよなぁ。



彼らのためにできることを考えていこう。



・・・屁理屈か?素直に喜んだほうがいいのだろうかね?



そう!先日行われた試合でなんと男女ともに優勝[E:happy02][E:happy02]!!



技術的には低くても体力で勝った感じだったって。



トレーニングコーチとしては嬉しい限りです!



なるほど。



コーチをやる気にさせる言葉や出来事は、コーチが作るものなんだな。



ついでにもうひとつ嬉しいこと。



練習終了後、ずっとオレの後ろにいてモジモジしているから「な~に?」と聞くと、



子供から夏休みのお土産[E:happy01]!っといってリボンのついた包み紙をもらった。







嬉しいね[E:heart01]



Do you enjoy it
the ocean life?



2008年8月27日水曜日

蘭
ガード42日目。
久しぶりに照りつける太陽光を受けて覚醒する。

太陽光を受けたら少し元気になった。オレは植物か?

でも、自然とともに生きていると、体調も同調するのかもな。
ガード終了後、アカオで9月から始まるプロジェクトの会議に参加する。

結果、最初予定していた物よりプロジェクトは大きくなった。理由は長年お付き合いさせて頂いている信用だと。凄く嬉しいことだ。
そんな嬉しい計らいを裏切るわけにはいかない。

ソリクを育ててくれたこの会社と社員の方々に感謝し、精進することをあたらためて誓う。まずはこの会社とお付き合いさせて頂くキッカケとなった創業者の教えと経営学を読み返すことから始めたいと思う。

Do you enjoy it
the ocean life?

2008年8月26日火曜日

今日もダイビングの仕事。



初島へ行こうと思っていたら、早朝からのナライが吹いてクローズ!



そんなときはなぜかホームゲレンデの熱海が無事だったりする。



昨日潜っていたので、しっかりビックライトを持ってエントリーしてみると、昨日よりかなり回復して、透明度も10m以上ある。スズメダイやキンギョハナダイが群れていて、水面の慌ただしさを忘れてしまいそうなメルヘンの世界。



いいねぇ。



ホント熱海のソフトコーラルって伊豆の中でもトップクラスじゃないかな。



ソフトコーラルの群衆をお花畑とはよく言ったものだ。



20041212



今日はカメラを持っていかなかったからね、ちょっと前に撮った熱海の海底。



来月はカメラを持って行こう。



体調は少し回復。



気分的なものかな。



2008年8月25日月曜日

本日雨の中のダイビング仕事。



休みをとってせっかくダイビングに来てくれたお客様には申し訳ないほどの雨、雨、雨。



季節の変わり目とは言え、ちょっと降りすぎじゃない?



午前中豪雨のため、熱海は陸の孤島となった。



いえ!熱海以南が隔離されたといってもいいだろう。その影響を受けてお客様の到着が遅れてしまった。



今日潜った熱海の海は、表層が雨水。



5mを過ぎると秋の海。



ちょっと雨水に怯えているように見える魚たちが印象的だった。



しかし、これは自然の原理、彼らは人間ほど弱くないから大雨が降ったとき回避する方法を本能として知っている。



人間は大雨が降った時回避する方法を知らない。



なぜなら、自然の原理を変えてしまうような、作った人しかわからない構築を行ってしまっているから。



自然に任せていれば、人間も自ずと回避する術を会得しているはずだ。





階段を流れる雨水を見てそう思った。





Do you enjoy it
the ocean life?



2008年8月24日日曜日

ガード41日目。



貴重な8月の週末だっていうのに、1日雨。



これじゃ商売あがったりさ。オレと恵介が待機で、残りは早上がり。





お盆終わるまでずっと晴れ続きだったからね、大地が求めるんだよ。



「のどが渇いた」



ってさ。



こんな日は読書でもしようぜ。



Do you enjoy it
the ocean life?



2008年8月23日土曜日

ガード40日目。



久し振りに天気の悪い1日となった。



気温も低いので、家を出る時に思わず長袖のパーカーを着こんだくらい。東北の友人は、すでにストーブを出しているとか・・・。



つい数日前まで、暑い暑いと言っていたはずな のに・・・。



久し振りにみんなが集まったのと、島田君がマグロを1本差し入れてくれたので、いつもの大宴会!ちょっと騒ぎすぎた。



Imgp28682Imgp2869 



このアホ面写真からは想像つかないけれど、午前中病院に行かせてもらって薬をもらったけれど、体調戻らず・・・。どうなってる?オレの体!



もう少しだ!頑張れ!



2008年8月22日金曜日

ガード39日目。



朝から曇り空で、なんとなく機嫌の悪そうな海。



体調も悪かったので、朝は陸でヨガをしてリラックス。



先日購入したAudio technicaのヘッドホンが最高。





これをして音楽を聴いているだけでご機嫌になれるよ。



曽我浦は東向きの海なので、早朝太陽に向かって伸び伸びとヨガをするととても気持ちがいい。まぁ、これは我がライフセービングクラブメンバーの特権と言うべき行事であるが、この夏、誰かしらが海に向かってヨガをしている姿が見られた。



自然からパワーをもらう場所としては最適なのじゃないかな。



---



先日、あるTV番組で、ベトナムの街を歩くシーンがあった。



色んな雑貨や食料品を扱う市場で、自転車やバイクで商品を運んできては売買している活気ある映像だった。



お世辞にも衛生的であるとは思えない市場だったけれど、人間の活気って凄いなと思った。躍動的というか、動物としてのパワーがあるというか・・・。



その点、ガードをしていると日本人は動物として弱くなっているように感じる。



ケガをしやすくて、少しのケガで心身にダメージを受けてしまう。



だから過保護になって、カバーしようとする・・・余計弱くなる。



自然に対して適応力が衰え、動物としてパワーが少なくなる。



日本人はいずれ自然に押しつぶされるだろうな。



オレはそんな動物になりたくない。



2008年8月21日木曜日

ガード38日目。



今日はあわただしい1日だった。



午前中はSBSラジオという番組の生取材を電話で受け、曽我浦が終わった後、久しぶりにバスケへ。花火大会の音を聞き流しながらやることを終えて、やっと今の時間ブログを書いている。



ここ1週間で仕事が立て続けに入って、結局9月もスケジュールがいっぱいになってしまった。



気が抜けない夏が伸びたのと、体調が戻らないのが重なってちょっと焦っているな。



少し深呼吸して頭の中を整理しなくちゃ。



やらなきゃ!やらなきゃ!と思うと余計散らかってしまうからな、時間が足りないと思わずちょっと整理をするべきだ。



ちょっと客観的に自分を見つめてみた。



ライフガードのメンバーを叱りつつ、



本当に彼らのために叱っているか?



ちゃんと叱る内容に意味はあるか?



と自問する。



オレはこの数十人のライフセービングクラブを学校とたとえて生活をする。



言わば彼らは生徒でオレは先生だ。



そう、この生活と仕事の全てが教育であり、彼らにとってもオレにとってもトレーニングなのだ。



もちろん給与は払う。



でも、単なるアルバイトではなく、一人ひとりが何かのきっかけをつかみ、成長させることを常に考える。



儲からないかも知れない。



でも真剣に教育することで、どこにも負けないチームが出来上がり、そのチームは社会から求められビジネスにつながってくるだろう。



たとえ彼らが卒業して別の企業に勤めたとしても、ここで学んだことが基礎となり、そこから更なる成長を遂げるのだろうから。



学習を止めてはいけない。



オレは彼らのために働く。



2008年8月20日水曜日

ガード37日目。



急に涼しくなって、最高気温も30℃くらい。



とても過ごしやすくていいけど、夕方の練習はちょっと寒いくらい。





風に押さえつけられた海はなんだか窮屈そうにざわめく。



透明度の高く、生物たちで賑やかだった海に蓋をするように、日が暮れていく。



静かだなぁ。



誰もいない、風の音しか聞こえない所へ行ったことある?



曽我浦の夕暮れはそんな海。



---



そんな日が暮れる前にちょっとだけバイクを走らせる。



駐輪場などに止めてバイクから離れるのがちょっと怖い。





イモビライザーがついているので、安心と言えばそうだけれど、いたずらされないかなとか、倒されないかなとか心配だ。



そして、セットして離れ、30分ほど買い物をして戻ると・・・



バイクの上に置いてあったグローブがない!!



まじかよ!



大型免許取った記念に買ったお気に入りのグローブだったのにぃ!!



盗まれた??!!



ゆるさねぇ!



ああショック・・・ここ最近の出来事で最もショックだなぁ・・・。



Do you enjoy it
the ocean life?



2008年8月19日火曜日

ガード36日目。



日中一時気温が37℃を超えた!



体温より高いぜ。熱中症になっちゃう。



日陰でこれだから、日向は余裕で40℃を超えてる。





それでも、体が暑さに慣れてきたせいか、お盆前より暑くは感じないな。



それに、季節は確実に秋へ向かっているうようで、夕方になると冷たい雨。一気に気温が下がり、練習後は半袖では寒いほどだった。



体が暑さ使用になっているので、急に寒くなると厳しくて凍えそうだ。



体がついて行っていないのか、ちょっと調子が悪い。



Do you enjoy it
the ocean life?



2008年8月18日月曜日

ガード35日目。



今年2回めの来園で真っ黒に日焼けしたあやこちゃん。



来園するとすぐにオレのところに来て、「おはよう!」って声かけてくれたり、デモンストレーションが始まれば、一番前でずっと観戦してくれる。



「やどかりMEGU」という環境教育の紙芝居をやっているのだけれど、その台詞を全部暗記したという。



相当海が好きなんだな。



なんか一生懸命な子を見ると必要以上に応援したくなる。





子供たちに何か刺激を与えられたら。



子供たちの記憶に何か残って将来に役立ったらいいな。



Do you enjoy it
the ocean life?



2008年8月17日日曜日

8月2回めの初島でダイビング。



あいにくの天気でちょっと、寒かったけれど魚影がちょっと怖いくらいだった。



イワシにアタックするカンパチ、ワラサ、マダイ・・・たまらないな秋の海。





急に寒くなったので、スタッフみんなが体調を崩さないといいけど。



Do you enjoy it
the ocean life?



2008年8月16日土曜日

ガード34日目。



今期最高の入場者だったのに、台風11号の影響が出て午後から止む無くクローズ・・・。



ぬけるような青空に群がる積乱雲。



方角的には関東方面だから、東京は今夜あたりゲリラ豪雨なのかな。





今日はゲストが多かった。



まずは、サラリーマン時代の上司(お姉さん!)と仲間たち3名様。毎年この時期に遊びに来てうまそうにビールを飲むお姉さん方・・・今度は一緒に飲みましょうね!



そして8月5日に遊びに来てくれたあやこちゃんが再来園。夏休みの宿題で、海藻をテーマにしたとか・・・しぶい!仕事そっちのけであやこちゃんの自由研究をお手伝いしちゃった。



最後は毎年来てくれる地元の中学生。会うたびに背が伸びていたり声変わりをしていたりしていてビックリさせられる。彼らも自由研究で「熱海の海」をテーマにしたということで、オレに相談しにきたというわけ。7月に漂着したアカウミガメを見せてあげたり、今我々がやっている環境問題への取り組みについて話をしたりしてアドバイスをしてあげた。



うん。



充実した1日だったな。



---



帰ってきて、3日ぶりにNEW愛車を車庫から出してエンジンをかける。



軽やかなビートだ。



走り出したかったけれど、初乗りは日中!と決めていたのでまたがってみるだけで我慢。



切り返して車庫に入れようとしたとき



熱っ!!



足がエキパイに触れてしまって火傷[E:crying]



仕事から帰った後だったので、サーフパンツでまたがったオレがバカでした・・・ごめん。



気の強い彼女のようで・・・[E:coldsweats01]



2008年8月15日金曜日

ガード33日目。



日中は相変わらず暑いが、夜はだいぶ涼しくなって過ごしやすくなった気がする。それに、業務終了後日が落ちるのが早くなって、帰る頃には月が出ているようになった。



確実に季節は秋へ向かっている。



ガードにOBになったゆうじが手伝いに来てくれた。



卒業してからもわざわざ群馬から来てボランティアで後輩の指導に当たってくれる素晴らしいライフセーバーだ。



彼は学生時代に曽我浦で壮絶な事故に遭遇し、救助活動を行った経験から、消防士を目指すようになった。



もうすぐ消防学校も卒業。



これからも後輩の目標になるいい先輩であってほしいものだ。



2008年8月14日木曜日

ガード32日目。



今日も暑い。



20080814111124



このコメントしかないほど暑い。大潮なので少しづつ砂が戻ってきて干潮の頃は軽く走れるほどにまで回復した。



---



とうとうこの日が来た。



20080814205014



でも



待ち望んでいたはずの日なのに、別れはやっぱりさびしい。



初めて経験する矛盾した心境。



複雑だ。



以外にあっさりと、そして簡単にトラックの荷台にあげられ、運ばれていくxjr1300。



初めて乗った大型バイクとして、文句のつけどころのない素晴らしいホルムとパワー、バランス。



かなり愛していたので、2台とも所有してはどうかと本気で考えたほどだ。



でも大型バイク2台おける場所も経済的余裕もない。



ほんと切ねぇ!!



今日は新しいバイクの嬉しさより切なさが強くて自慢できねぇ。





2008年8月13日水曜日

ガード31日目。



ゆっくりと、ゆっくりと季節は秋に近づき、ゆっくりとゆっくりと砂が曽我浦に戻ってくる。



まるで生きていることをアピールするかのように。



F1000087



夕方練習終了後、空がとてもきれいだったので1枚。



夏前に見た映画を引用すると、マジックアワーって言うらしいよ。



一瞬で空が桃色に変わり、一瞬で暗闇になる。



その限りある瞬間に出会えたことを幸せに思おう。



F1000082



着替えていると、月が出ていることに気づいたので、一人だけ残ってしばらく眺めていた。



月は凄いパワーを持っているね、そして美しい。



誘うように青白い光を放つ月明かりを見ていると・・・素直になりすぎて嘘がつけなくなるらしい。



恋人の浮気を暴くなら、月夜がいいらしい。



そんな歌詞の歌があったな。古い?!



曽我浦の月光は熱海の好きな所のひとつ。



昨晩、夏の疲れをぶっ飛ばせ!バーミヤン大会!ということで、夕練習後、スタッフ24名をひきつれて湯河原へ。



注文しちゃダメ!



出されたものは残さない!



が鉄則。





男女関係なく、ひたすら食う。





ひたすら食う。どんぶりを見つめて涙するやつも食う。





デザートも食う。







食えなくなるまで食う。





おい。



バーミヤンで7万[E:wobbly]



調子に乗りすぎた。



まぁみんな喜んでくれたからいいか[E:happy01]





2008年8月12日火曜日

ガード30日目。



本当に久しぶりの雨。



午前中だけだけどね。



なんとなく秋っぽいシトシトとした寂しい雨だったな。



でも、午後から33℃まで気温が上昇したから大変!フラフラするくらい湿度が高くて熱中症に注意!みたいな感じ。



さて・・・正直ちょっと疲れ気味。



でも早朝ヨガをやるとかなりリフレッシュ。



あとは気持ちだな。



今日、気象情報用に入れてあるラジオを聞いていると、ハワイ育ちの女の子が、自分と海との関わりについてコメントしてる番組があったので、聞き入った。



~家族や友達と接するように海とか関わってほしい。海は生きているからやさしくすると優しく返してくれるから~



きっとオレと同じように小さい頃から「海は生きている」の海を教えてもらって育ったんだろうな。いい感覚だよ。



環境とか自然とかいう前に、海が生命であると思おう。



---



毎年長期で滞在するお客様から声をかけてもらった。



「しかし、八代さんいくつになったの?長いよね・・・いくつまで現役?」



みっともなる前に引退しますよ(笑



でもまだ若い子達に負けられないという負けん気があるうちは、現役でいたい。



オレを目標にしたり、追い抜くことに努力している子たちがいる以上、先頭切って泳いでいたいね。



オレは海に入るとね、体と心が野生化するんだよ。



そんな姿を若い子たちが見て、普通じゃないと言う。



まぁ、きっと一生変わらないな・・・だから現役でいるかも。







2008年8月11日月曜日

ガード29日目



ミニバスの教え子がビーチに遊びにきた。



いつもと違うやしろさんにちょっと戸惑いを見せながらも、子供らしく楽しんでくれていたのでうれしかったなぁ。



ライフガードデモンストレーション直後の1枚。





彼の将来に何か役立っただろうか。



子供たちの心に残る何かを伝えられたらうれしい。



Do you enjoy it
the ocean life?



2008年8月10日日曜日

ガード28日目。



昨日久し振りに降った雨のおかげで、とても過ごしやすい夜を迎えた。



今年の夏はライフセービングクラブ化し、オレがやっていた仕事の一部をキャプテンを中心としたメンバーに振り分けた。11年やってきたスタイルを大きく変化させたことは、かなりのチャレンジ、挑戦だった。



この挑戦は思った以上にメンバー各自の潜在的なリーダーシップを覚醒させることになり、芽が出始めている。



これは彼らにとっても挑戦である。



2008年8月8日金曜日

ガード27日目。



今日の気温はなんと37℃



恐ろしいほど暑い。



体調が良くなかったせいもあって、午前中熱中症みたいな症状になってしまった。



らしくない。気をつけなければ。



トップシーズンに突入して、プログラムも大盛況。



今日はフジテレビの「特ダネ」の取材を受けた。来週放映らしい。



この時期に人がたくさん集まるのは、まだ日本の古い時代の風習が抜けないからだろうね、でも決して悪いとは思わない。



お盆は祖先が家に帰ってくる時期だから、親戚が田舎に集まってみんなで顔を合わせて、近況なんかを語り合う。そんな横のつながりがあってもいい。



オレは職業柄それも出来ずにいるが。







ガード27日目。



今日も暑い一日になった。毎日最高気温を超えているのではないだろうかと思うくらい暑い。本気で雨でも降ってくれないと、干からびてしまいそうだ。







業務終了後、いつもの夕方練習。



800mくらい泳いで、クロストレーニングを行う。参加者から素潜りをしたい!(決して密漁ではない!)というリクエストが出たので、5~8mくらいの水深へ潜って生物を観察したり、ゲームをしたりした。



昨年ほとんど潜ることができなかった子たちが、ずいぶん深くまで潜ってこれるようになった。楽しいからドンドン進歩するのだな・・・海を通じて様々なことを学んでいる彼らは、とてもいい環境にあると思う。



これが彼らの将来、何かに役立ってくれたら嬉しい。



練習の合間に岩へ上がるとちょっと変わったことがあった。



水から上がったばかりの濡れた体に風が吹き、いつもなら少し肌寒く感じるのだけれど、今日はなぜか風がシールドのようにあたりがやわらかく、何か包み込まれているような気持ちよさを感じた。



ちょっとキザに言えば風に抱きしめられた感じ。



風も生きているんだな。



Do you enjoy it
the ocean life?



2008年8月7日木曜日



ガード26日目。



しっかし雨が降らないな。目の前にはでっかい積乱雲があるのに、熱海だけは8月にはいって一度もまともに雨が降っていない。



おかげで海を背にして写真を撮ると影でしかない(黒っ)



一度でいいからこのビーチでサンサンと照りつける太陽の下、ビールが飲みたい!!



熱海の好きなところ。



曽我浦。



本当に生きているぜ、このビーチ。



2008年8月6日水曜日



今日は久し振りにダイビングの仕事で初島へ。



透明度はそこそこだったけれど、魚影がかなり濃くて面白かったな。



夏はどうしても人が多いので、なるべく人がこないコースをたどると、やっぱり人ごみが嫌いな魚たちが集まっていて、すごい魚群の中でダイビングができた。



35℃を超える猛暑も、水中の中だけはとてもさわやかで涼しい。



天然のクーラーといった感じかな。



本日参加のお客さんが言った一言。



「海の中ってプチプチ音がする、魚がパクパクしているのと一緒に聞いていると、なんだかしゃべっているみたい」



なるほど・・・そんな見方もあるのね。



自然と発する海の声。



その音を感じられるようになったということは、海との同化が始まっているということ。



上手になった証拠だね。



2008年8月5日火曜日

ガード25日目



今日は日中雷が鳴ったり、パラパラ雨が降ったり天気が変わりやすい一日だった。



そして、久し振りに以前社員だったYとそのお姉ちゃんが来園した。本当に久しぶりだったので懐かしい場所で懐かしい顔が見れて嬉しかったな。



そして、毎年来園してくれるNさん、お子さんがどんどん大きくなっていくのがとても楽しみだ。



昨年、ふれあいミニ水族館という生物とのふれあいイベントをやっていたのだけれど、そのイベントをとても気に入ってくれた子がいた。



3泊4日の旅行だったようだけれど、4日間毎日このイベントに参加し楽しんでくれていた。さらに同じ月にもう一回旅行で来園してくれて、この夏8日間もこのビーチにいたことになる。



言わずともこのイベントと海の生物に興味があることに気づいたので



「毎日来てくれているから、アシスタントしてみる?」



と聞くと、目をキラキラさせながら



「本当?!じゃ、朝早くくるねっ!!」



そんなことで、3日間アシスタントを務めたのでした。



そして、その子が今年も来演!



プールサイドでオレを見つけると、走って駆け寄ってきて



「やしろさん!!また来たよ!![E:happy01]あのね、今年は2回来るの!今年もお手伝いしていい??夏休みが始まる前からずっとずっと楽しみにしていたんだから!!」



少し背が高くなったかな?!キラキラした目は健在で、嬉しくて涙が出そうになった。



でも、実は去年やったイベントがクライアントとの交渉がうまくいかず、今年中止にしていたのだ。



でも、この子の大切な夢を壊すわけにはいかない!



けいすけ!



最重要任務だ!



明日、臨時イベントを開催する!



小学3年生の美しい夢を壊してはいけない!



職権濫用も甚だしい・・・でもこの子のためにやりたいのだ!!



みんなにも悪いと思ったけれど、快く受け入れてくれて実施した。



20080805140038



この笑顔が見たくてね・・・あやこちゃん。



また来てねっ!



2008年8月4日月曜日

ガード24日目。



今日は以前から予約を頂いていたお客様のダイビングガイド。



真夏の熱海に潜るのは久し振りだな。



それに加えて、今年一番の暑さ。



本当に暑い。



クーラーを知らないオレの体も、さすがに湯だってしまいそうだった。



でも海の中は、快適そのもの。



ウエットスーツの間に入り込む水がとても気持ちがよかったな。



透明度はいまいちだったけれど、改めて熱海の海の素晴らしさを知ったダイビングだった。



毎日海に浸かっているので、耳の調子が悪くなった。



いわゆるサアファーズイヤーというやつ。



痛くはないのだけれど、外耳道が狭くなって、耳の水が抜けにくくなる。



結構面倒だ。気になって麺棒とかでほじくると、外耳炎になってしまうから注意が必要だ。



---



仕事が終わってから、ミニバスヘ。



夏の間も極力休まないようにしたいと思ってんなんとか時間を作っていくようにしている。



真夏の体育館は、夜間でもサウナ状態。



あえてその中で走り回る。彼らもかなり体力がついた。



今年の春に中学校へ入学した子が、練習にくるようになった。



後半時間が空いたので、個別にトレーニングを見てあげた。体のバランスが良く、とても才能のある子だ。伸び伸びと育ってほしいものだね。





夜も熱帯夜。



クーラーのない我が家は地球温暖化対策を図る末端。



地球の温暖化などとでかい課題をあげる前に、自分の家の温暖化対策が重要だ。



2008年8月3日日曜日

ガード23日目。



今日も暑い1日になった。砂浜がだいぶ戻ってきて本来の曽我浦の海が見えてきたかな。





今日も満員御礼のスノーケリング教室。



9年続けているプログラムで、参加した子供たちの中には既に成人した子も多いほどだ。毎年300~500名の参加者が参加し、曽我浦の海を楽しんでいる。



その中でも毎年インストラクターとして活躍してくれているふくださん。



オレの一才下(ごめん年齢公表!)にもかかわらず、ビーチで一番大きな声とパフォーマンスで子供たちを魅了する。毎年彼女に会いに来ている子供も少なくない。



任せる方としても安心して見ていられるいいインストラクターだ。



今後も頼むよ!





2008年8月2日土曜日

ガード22日目。



暑さにも慣れたせいか、午後から吹いた風のせいか、とても気持ちがいい1日。



空を見上げれば、すでに秋の気配も感じるようになった。



体が絞れたせいか、パワーアップしたせいか、泳いでいると水面に体が浮きとてもスピード感がある。



年はとっていくのに今年が一番速く泳げるような気がする。





空を見上げると空に吸い込まれるように空を飛ぶことができ、山に向かって息を吹けば木々がざわめいて手を振る。
海に向かって手をかざせばざわめいた波が静かになり、海を泳げば波が後ろからからかう。



海へ潜れば海にすむ生物のすべてと、海そのものが自分を見つめ、その行動を追う。



そんな不自然な世界を思いこみながら早朝、自然の神様と見つめあう。



泳いでいる時に見える小さな魚たちを見てキレイだなぁと感心したり、朝日に反射してキラキラ光る水面を泳ぐ気持ちよさを味わいながら生きていることを感じる。



ささいなものを見て美しいと感じたり、感動したりできることは自分の幸せを倍にする。



ずっとそんな余裕をもって生活ができたらいい。



自然と暮らすということはそういうことだ。



もう一歩前に歩きだした気がする。





2008年8月1日金曜日

ガード21日目。



7月から入っているスタッフはかなり日に焼けて真っ黒。





今日から8月組も入って、総勢20名を超える大所帯となった。



業務が終わるとドヤドヤとスタッフが集まってきて、トレーニングをするもの、明日のローテーションを作るもの、業務の報告をするものなどそれぞれ動いている。



うちのクラブは、真剣にライフセービングをやっているけど、身につけてもらいたいものは



「気づき」



ライフセービングや団体行動、そして考えるきっかけを作ることで自分のあるべき姿と目標を自分で作る。



この環境は、指導者、経営者、起業者に向いている。



その目標に向かっている人間が多いから。