2008年2月28日木曜日

今日は初島へトレッキングの仕事へ行きました。



今シーズン最高の陽気だったのではないでしょうか。島の中を暖かい風が抜けるような感じで終始「気持ちイイぃ~」の連発でしたね。



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昨日、髪の毛を切ってきたのですが、そこでちょっと残念なできごとがありました。



熱海に来て10年来のお付き合いになる床屋さんなのですが、理髪も終盤にかかったころ、店主の女性(いけださん)がボソッと



「やしろさん、あのね、うち明日で終わりなのよ」



「は?終わりってなに?!」



「お店閉めることになって、実は今月いっぱいなのよ。」



「え~~~~????!!!!」



近年1,000円カットなどの影響で顧客が減り、採算が取れなくなっていたとのこと。いけださんは正直年配なので、今後のことを考えると潮時かな・・・と。



10年前うちの会社が創業したとき、同じビルの2F(うちは1F)にある床屋さんで、人の好さと素晴らしい技術に惚れてお願いしていたのです。



たまたま、髪を切っている最中、TVで廃業する歯医者さんが増えているという特集をやっていたあとだったので、とても寂しく思いました。



技術や伝統よりも安さやスピードを要求する効率の時代。



こういった職人が廃業せざるを得ないのは、これからの時代にとって良い方向ではないと思いました。



救われたのはいけださんが



「ボロボロになってから廃業したらこれからの人生楽しめないでしょう?だからセカンドステージに入るいい潮時なのよ。」



と人生の波を前向きに考えていたこと。



でも



「求人はたくさんあるのよ、でもね、この仕事に誇りをもってやってきている人間として、人の髪を切ることだけをする仕事はできない。だから廃業を決めたの」



という言葉には技術に誇りを持ち、こだわりを押し通した結果が見えた。



現代の子供たちが「働くことへの執着心がない」と言われますが、これも「効率の影響」だと思います。



昭和の初期と現代では、13人力の効率化がはかられているそうです。どういう意味かというと、家電や流通の発展により、昭和初期13人分の仕事量が1人でできるようになったということです。



つまり家庭を守ってきた主婦の仕事が効率化し、その労働源であった子どもたちの仕事がなくなって子供たちが「働く」という経験をしないで大人になっているということです。



親は仕事をしているけど子供は遊んでいる。親の仕事を手伝わないからコミュニケーションが足りなくなる、子供を理解できなくなる、子供が孤立する、居場所がなくなる、大人の世界へ子供が流出する・・・。



効率だけが発展に大切なことだとは思えないですね。



昨日も法務局にいって会社の謄本を取ってきたのですが、窓口で



「謄本はインターネットで申請と発行ができますので、窓口に来なくても会社でできるようになりました。」



と言われました。どうやら印鑑証明も申請すると会社に郵送で届くシステムがあるそうです。



世界中のデータをネットで検索できる現代、こういった商標や証明書の発行事務こそ効率化し税金の使途を別の形へ持っていくことの方がよっぽど必要なのだと思いました。



日本が守らなければいけないのは「匠の技」



一朝一夕では成しえない技術を守らなければ、グローバルレベルで競争するステージから脱落することは目に見えているのに。



何か間違っているように思えるなぁ。







今日はお客様が風邪のため急きょダイビングが中止となり、月末処理をしていました。



かつだは、ライフセービングクラブのあつしのお姉さんたちを連れてトレッキングです。





さて、「エド・はるみ」を知っていますか?



私はまっています。



あのなんとも言えない動きと表情が私のツボにはまり、TVに出ただけで笑ってしまいます。昔から夜中のお笑い芸人が好きで、特に、はねるのトびらなどは最高です[E:happy01]



DVD買っちゃったくらいだから本物でしょう。



そしてエド・はるみと出会ったのもルミネtheよしもとで、最初っから大爆笑。



経歴などもおおしろい。マナー研修を行う会社の社長だったとか?!昔はきれいだったとか?!



とにかくあのわけのわからないダンスとしゃべりが最高です。



それをアピールしたかったわけではなく、今日そのエド・はるみと出会ってしまったのです!



しかも静岡銀行のキャッシュディスペンサーで!





もう、どうしようもないくらい笑ってしまって、おかしな人でした[E:coldsweats01]



きっとモニターを見て突然大爆笑している私をみて、静銀の人は不審者と思ったに違いない(笑)





そして、夜はミニバス。



髪の毛を切った私をみて、子供たちが放った言葉は



やくざぁ!!



貴様らぁ



こんなカタギのおれ様をぉ!



でも、前よりいいよ!



と言ってくれる子供ものいてちょっと安心したけど、結構傷ついたぞ(笑)



2008年2月27日水曜日

愛車XJRが車検から帰ってきました。というより取りに行ってきました。



「よく整備されていますね、気になるところがほとんどありませんでした!」



とほめられ上機嫌。



大型バイクともなると、車検で6万以上かかるので、大変です。





さて、今日は1年くらい前から私のブログを読んでくれているある女性の話。



どこに住んでいるのかも、いくつなのかも知りませんが、ブログ上にコメントをもらい、メールが来てやりとりをするようになりました。



内容は、「私は鬱ではないか」という不安と逃避しようにもできない社会的な立場や側面からストレスが増え、深みにはまってしまったということ。



心理相談をしているわけでもないのですが、今の大学で学んでいることや普段の仕事柄、自然の中で感じたことをコメントしてアドバイスをしてきたつもりでした。



無論、私が学んでいる心理学は、より高い指導者として心理を学びたいというものですし医師でもないので治療をしているわけでもありません。



それに、このことは個人的なことだったので、ブログ上でコメントする必要はないと思っていたのですが、やりとりをするようになって1年が過ぎ、回復の兆しが見えた彼女の方から、私と同じような境遇にある人のためになるのであれば、コメントしてほしいという意見をもらい、これに至りました。





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最初は病院にいくことを勧めていました。



でも、精神科へ行き、「鬱の一歩手前」という中途半端な診断をされた(きっと他にも言葉はあったはず)ことで、彼女の不安は爆発寸前にまで陥ってしまっていました。



鬱はそれを自覚することが大切という先生もいるようですが、普段自然の中で生活している私はそれだけではないように思えました。



心の病気は脳の病気ですから、思い込みだけでは済まない時もあります。しかし、心の病気は自分で作ったものですから、その薬は自分の中や環境にあると思うのです。



私は彼女に、「自然配列の美しさ」についてメールをしたことがあります。



これは、私が普段自然ガイドとして仕事をする上で基礎となっているものでもあります。



自然の木(自生した木)は、成長する過程で太陽の光をまんべんなく受けられるように葉や枝が重ならないように配列を組んでいきます。だから自然の木を下から眺めると、言葉では表現できないほどの「自然配列の美しさ」に刺激を受けるでしょう。数年前に屋久島を訪れた時、なぜこの島の木は皆美しく見えるのか不思議に思ったのを覚えています。



しかし、植樹した木は成長過程で間伐したり間引きしたり、人間の手を借りて育たなくてはいけくなってしまうそうです。大きく育っても、自然に育った木とは、葉や枝の配列が異なり、同じように下から眺めても同じ刺激を受けることはできません。



初島には植樹された2mほどの若い熱海桜があります。1月頃からかわいいつぼみをつけはじめ、現在は小さいながらも花を咲かせてくれています。これらの木も自然の木ではないので、「自然配列の美しさ」を見ることはできません。



しかし、熱海港にある熱海桜は美しく咲き誇り、「自然配列の美しさ」とまではいかないものの、人に感動を与えるほどの桜となっています。この桜は昔は海だった場所が埋め立てられた際に植樹された木です。毎年多くの人の手によって保護され、珍重されています。では人の手がかかっている桜がなぜ美しく咲けるのでしょう。



この桜に手をかけている人の愛情、そして適応力です。



自然の生物にはすべて適応力があります。適応障害というものもありますが、それにも適応することができます。



そして、その適応には個人差があります。



私の友人に生まれつき脳の障害を持ったお子さんをもつ人がいます。子供が生まれて3年間は、鬱に悩まされたり、子供を抱えて死にたいと思ったりする毎日だったそうですが、7才を迎えた頃、適応できるはずもないと思っていた子供が、自分の愛情に反応し甘えてくれるのを感じて「幸せ」だと思ったそうです。今10才になり週1回のドライブ計画を地図を見て相談するのが、日課となり毎日が充実していると話してくれました。





時間ですね。



自分は今どの程度の病気なのかとか、いつ治るのかを考えるよりも時間をかけていくことなのでしょう。



焦らず、がんばりすぎないこと。



やさしい言葉や表現だけで、自分の適応力を薄めてしまわないように、ゆっくりと自分の心の配列を自然に近づけていくこと。



人間は、ヒトゲノム解析によって全塩基配列の地図を完成させましたが、自然木の配列について全てを解析できていません、それどころか解析できていないものの方が圧倒的に多いのです。



では、ヒトゲノム解析ができていれば、心の配列も治せる?



人間の心はそんな単純ではありません。自然の生物の配列も分かっていない人間に、人間の心の配列を治すことはできません。私はそう思います。



だから自分を自然に戻す力をつけることが重要だと思うと話しました。



それから半年以上が経って、いつの間にか彼女は自分と同じ境遇に悩む人のためにボランティアを始めたそうです。また、以前私が書いた「錆びたネジ」の記事を読んでバイクの免許を取ったとか、自然配列の美しさを見れるのは海の底だ!と言ってダイビングのCカードを取得したりとか・・・とにかく夢中になっているようです。



しかし、彼女の心の病が治ったわけではありません。度々襲われる不安と失望感に悩む日もあるそうです。しかし「それも自分」と割り切れる適応力を身につけた彼女は素晴らしいですね。



治らなくてもいい、他にできることがあるからやる、という感じだそうです。



自然配列の美しさを見れるのは海の底・・・なるほどね。



最後のフロンティアというからねぇ。



いいこというなぁ。







2008年2月25日月曜日

午後からお休みです。



昨日まで5日間連続で潜っていたので、陸にいるのが何か不思議な感じです。



今日は久し振りに電車に乗りました。



電車に乗るたびに都会は人が多いなぁと思います。人と会ったり、話をすることは、植物でいう光合成みたいなものなのでしょうね。



何もしていないのに何か学習した気分になる。



普段と違う場所に行ったりしたり聞いたりすることで成長するんだな。きっと。



まぁ、気分転換ともいうな。



そんなことを思った1日でした。







穏やかな平日、初島でダイビングをしてきました。



相変わらず美しい海です。



でも、水温が下がってきたせいか、回遊するような生物が減ってきたように思えます。とうとうマクロモードか??



そんなことで、今日も常連Sさんのご希望で3マクロダイブ。お目当てはカエルアンコウとピカチューの2大アイドルです。



何本潜ってもこのアイドルを追いかける少年のようなSさん。後3本でなんと700本!!



そのうち400本は一緒に潜っているのではないでしょうか。次回が楽しみです。





ショップカードを作成しました。これから方々で目にすることと思います。



ちなみに、このカードを持参すると体験ダイビングが2,000円引きです。「お客様からお客様へ口コミで集まるお店づくり」を目指しております。



欲しい方はぜひ遊びに来て下さい。





さて、最近とても充実した毎日を過ごしております。



まだまだやりたいことがありますが・・・仕事が忙しいという理由をつけて続けようとしていたことをやめてしまうのは嫌なので、スケジュールを調整して時間を作ります。



でも欲張ってあれやこれやと手を出すとどれも中途半端になってしまうのも悪い癖。そんな自己分析もできているので・・・好奇心と実行の調整が大事ですね。



プライベートでは大学のレポート、バスケット、パーソナルトレーナーの研修、テクニカルのトレーニング、ボランティア、そして体のトレーニング。仕事の合間に詰め込んで、それでも飲みに行く時間は作りたいし、読みたい本もたくさんある。



最近映画も見に行っていないしなぁ・・・。



さぁーて何を削れば・・・。



今は必然的に睡眠時間が削られているのであまり良くない。



このブログの読者には、いつブログを書いているのか?と聞かれるけど、これも自分の行動を振り返るためにも必要なことなので、無駄ではない。



では・・・何を??!!



でもね、こんな生活をしている自分が結構好きだったりする。充実している毎日が自分を高めるしポジティブでいられると思うから。



人にやさしい言葉をかけたり笑顔で接することができていれば、それは充実と呼んでいいだろう。



忙しいという言葉をなるべく使わずに。



健康でアクティブな毎日を過ごしていれば、限られた人生、幸せと思って生きている時間が長いということだからね。



逆に、何か楽しいこととか・・・暇を持て余している人は残念な人生ですね。



頑張ろう、頑張ろうと自分を言葉で高める人も良くない。それはポジティブとは言わない。計画のない気合いは、これから起こるかもしれないストレスに脅え、叫んでいるにすぎないから。



仕事もプライベートもこれから先のことを考えて、今学習する時なのか、体を作る時なのか、体を休める時なのか、とにかくお金を稼ぐことなのか考えて行動しないと単に自分を追い込んでいるナルシストか悲劇のヒロインを演じているとしか見えない。



これを別の言葉であらわすのなら、「結果重視」ということになるのだろうが、経過が充実していない行動に結果は存在しない。



私の場合、今やるべきことは続けてきたことを信じて続けること。



上機嫌に生きるための充実した毎日。



これが課題。



2008年2月24日日曜日

昨日大風に悩まされた初島へ再び行ってきました。



春一番だったらしいですね。伊豆はこの時期毎日のように風がふくので、どれが何番なんだか・・・。海は相変わらずキレイ。深度を忘れてしまうほど明るく穏やかです。



水温さえ暖かければ、ずっと海の中にいたいと思うほどですね。



日曜日で和やかな日でしたから他のお店にも多くのダイバーが訪れていました。ダイビングが通年スポーツだということが定着しつつあり、とてもいい傾向だと思います。



でも、この季節の変わり目は海の機嫌が悪くなることも多いので注意が必要ですね。



今日、沖の水面で浮いている女性のダイバーを見つけました。明らかにここで浮上してはいけないエリア(水深が深く沖)だったので、浮上して「大丈夫ですか?」と声をかけるとOKサイン。しばらくして男性(インストラクターなのかな?)が浮上してきたので、引き渡すと何も言わずに潜降しようとする。



下を見ると複数のダイバーがエキジットヘ向って進んでいるのが見え、そこへ戻ろうとしていたのでしょう、2人して一生懸命ヘッドファーストで潜ろうとしてバタバタしています。



結局潜降できずに疲れてしまった女性を曳航しているけど、全く違う方向へ。



曳航している男性も息が切れてしまったらしくどんどん違う方向へ・・・。



助けてあげようとすると、同じグループのダイバーがあっちこっちで浮上し始め、バラバラにエキジットしていました。



曳航していた男性は結局疲れ果てて座り込み、肩で息をしています。



声をかければ放っておいてくれ状態・・・。



さて・・・これが午前中の大西風最中だったらどうでしょう。



今頃南房総沖で捜索中です。



曳航していた男性はインストラクターでした・・・。







あ~あ・・・トレーニングしようぜ・・・。



何名で潜っていたのか把握しているのだろうか?!



器材は一流。知識もしゃべりも一人前なのかな。



でもね、インストラクターってスポーツの指導者だからね、体がおっさんじゃダメなのよ。



泳げよ。



体鍛えとけよ。



それが嫌ならやめなよ。



それに、サービスやインストラクターはもっと監視しなきゃダメだ。



2008年2月23日土曜日

予想通りの大風。



なんとか初島へ渡って1DIVするも、船が午後から欠航ということでやむなく熱海へ戻りました。確かに風は強かったけど、透明度もいいし、水中へ入ってしまえばとても穏やかな海況であったために残念です。



船が事故を起こしちゃ大変ですからね。



しかし、突然の欠航決定で気付かずに潜っていたチームはエキジット後雪崩のように器材をしまって船に飛び乗った形になってしまいました・・・大変でしたね(笑)



それに、今日島で潜ったお客さんが口ぐちに「海が良かったので救われたよね」というほど海は良かったので、助かりました。



本当今日の風は強かったけど、何となく春のいい香りがして気持ちよかったなぁ。





真昼間の初島を背に、熱海へ戻るの図。



さびしいな。



ということで予定に反して時間が空いてしまったので、本日のお客様Oさんと熱海で食事あと、解散。



空いた時間を使って、来週行く予定だった用事を済ませるために茅ヶ崎へ行くことにしました。



Oさんの帰り道も同じ方向だったので、かつだも引き連れ3人で茅ヶ崎までドライブ。



用事というのは・・・XJRの車検。



熱海でも車検をやっているところはあるのだけど、このサイズになると露骨に嫌がれる・・・。なんででしょう?タイヤの交換すら嫌々返答するので、



「もういいです!」



と言って断ってしまった。



もう3回目なのでいいかげん嫌になるな。



ということで、わざわざ茅ヶ崎まで行くというわけ。



でも、理由はそれだけじゃなくて・・・ここにはHDや、DUCATIなんかの専門店があって、買いもしないのに、ワクワクさせてくれるので、時間があると行ってしまうのだ。



そして、DUCATIのブースにひときわ目立つオレンジのマシン!




かっこいい・・・・。



吸い込まれそうな輝きとホルム・・・。世界の名だたるパーツを惜しみなく組上げたそのスタイルとイタリアならではのデザイン・・・。



いいなぁ。



先月なら買ってたかも・・・(笑)



やっぱりいいなぁバイク。







昨晩は夜中まで大学のレポートをやっていたのでかなり眠い・・・。



今の課題は人間科学論の・・・



がんばりましょう。



2008年2月22日金曜日

今日はお客様のリクエストがあり、初島へ行ってきました。



やはり平日の海は静かでいいですねぇ。



天気も良かったし、春めいた風がなんともいえない気持ちよさです。海の中も水温は13℃台ですが透明度はとても良く、遠くにいる大型の生物も良く見ることができます。



今日のゲストKさんは、マクロ好き。



私もマクロは好きですが、Kさんは見つけるのも上手で、岩の上で何やらカメラを合わせていると思うと1mmほどのヒロウミウシだったり小さな甲殻類だったり・・・。



私も負けずに米ツブ大のアマモウミウシを見つけて見ました。



そういえばこういったマクロダイビングは久し振りだな。



冬場になると中層を泳ぐ生物が減ってくるので、どうしても目線がマクロモードになりますね・・・更なる防寒対策を練らなければ・・・。



明日も初島。



でも大風が吹くらしい・・・大丈夫か???



2008年2月20日水曜日

今日は熱海でボートダイビングをしてきました。



木曜日は平日の中では一番お客様が多い曜日です。



私はドクターデーと呼んでいますが、医療関係のお客様が多いのですね。



全てのお客様がそうではないのですが、いわゆる職人業の方が多いので、お客様同士がとても話が合ったり、仲良くなりやすいですね。



お休みなので、私からはお仕事の話はしないように心がけていますが、所々自分の仕事に誇りを持っている節が見え隠れするととても興味が沸きます。



なんでこの道に進んだのかとか、今やっている仕事に天職を感じているかとかね。



もちろん好きなことばかりやっているわけではないので辛いことも嫌なことも多いのでしょうけど、基本的に自分の仕事に誇りを持っている人たちなのでしょうから、人間としても魅力的な人が多いと思います。



相手を魅力的な人だと思ったり、興味があると思うと自然と心が通じ合うようです。小学生の道徳で教わったように、人つき合いの基本なのでしょうけど、人間って当たり前のことを当たり前と思えないことが多いでしょうから。



心が通じ合うとお互い素直に話をするようになり、プラスになると感じます。



プラスになればもっと近づいて話がしたいと思うようになるでしょう。



疑ったり自分を飾ったりしているうちは、その魅力が相手に伝わらないでしょうからね。人の付き合いは自然の木と一緒だとある人が言っていました。



人間がどんなに計算して植えても、植樹した木は必ず間伐しなければ、木が育たないそうです。でも、原生林は、お互いが満遍なく太陽の光を受けられるように気遣い、成長していくそうで、その配列は人間には計算できないものだそうです。だから人間も、人つき合いを計算で行おうとすれば、どんなに高度なコミュニケーション技術を持ってしてもギクシャクしてしまうのですね。



相手のことを魅力的だと思い自然に惹かれていかなくては成れないのでしょうね。



時間がかかるのですよ。きっと。



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ある人から質問を受けたので思ったことを書いてみました。



どうでしょう。



質問さん、答えになったかな?



2008年2月19日火曜日

今日はいい天気だった。深呼吸するとなんとなく春の香りがするいい陽気。



夏も好きだけど、やさしい香りのするこの季節もいいなあ。



自然の中で生きていないと、空気の香りで季節を感じるなんてこともないのだろう。そういった意味ではいい暮らしをしていると自覚している。





故郷南房総でイージス艦と漁船が衝突する忌まわしい事故があった。船長とその息子は行方不明らしい。この時期にあの海へ投げ出されたら半日もたないだろう。



素人目には、なんであんなに大きな海で、あんな大きな船にぶつかるのかと思うだろうが、外洋であのクラスの船は想像以上のスピードで航行している。



昔、漁船に乗せてもらって事故のあった海域の近くを日中航行したことがあったけど、その際1kmくらい先を奔る大型貨物船と出くわした。陸上ではであうことのない大きさの建造物がものすごいスピードで奔っているのだ。あのタンカーからは自分が乗っている漁船など木の葉が浮いているのと同様に見えるのだろうと思ったことを覚えている。



そんな巨大な船が、朝方の薄暗い海域で直進(しかもルール違反?!)してきたらひとたまりもない。



同じ海で働く者として起きてほしくない事故だ。



二度と起きないように解決してほしい。







夜、ちゅうしんの蔵へ飲みに行った。



新しいメニュー「焼モツ鍋」が出ていたので、早速注文。





最高ォ!!(写真撮るの忘れた!)



ご賞味アレ!





今日は陸の人。



器材を片づけたり修理したり、来春の広告制作で1日が終わってしまった。



昨日の夜中にTVで、東大の養老孟司教授がコメンテイターと環境について語り合う番組があった。かなり過激な発言もあったけど、内容よりもしゃべり口や着眼点に引き込まれ、聞き入ってしまった。



この養老教授、養老マニアというサイトがあるほどファンが多く、環境だけではなく、学ぶということや正と死についてたくさんの情報と考え方をもっており、非常に興味のある人だ。



趣味はソウムシの採集と研究。



趣味のためにゾウムシの家まで建ててしまったからすごい凝りようだ。



「なぜゾウムシかって?余りものだったんだよ。」



「人の目線で見ると非常に地味な虫だけど、虫を横から見てみると・・・ほら!きれいな色をしているだろう?!」



「・・・」



虫の嫌いな私にとってはどうでもいいことだけど、その見かたが普通ではない。



「日本のCO2を6%削減させるには、GDPを6%落とせばできる」



「日本人が全員腹切ったって、地球上の4%しかCO2は削減できない」



「人間の意識の変化やブームだけでは、地球温暖化を防ぐことはできない。」



なんという考え方でしょう。でも実際そうだろう。



CO2削減は経済成長を止めることになる。石油に代わる資源が出来上がらなくては止まらない。



経済成長が止めれば、国民を食べさせていくことができない。



京都議定書にアメリカや中国が参加しない理由はそれだ。



我々も含む環境を考える人々が必至に活動しているが、環境保全活動が無駄だとは思わない、でも、経済に影響しないでCO2を削減する方法はないものか。人間が減らなければCO2が減らないのなら、限りのある石油という資源に頼らず、リサイクルが可能な、植物や水などを増やしていくしかないだろう。



真剣に考えてみた。



養老教授は以前の講演で言っていた。



世界中の環境で最も汚染されているものは何か?



「水だ」



「国内では水の中で生きる昆虫が急激に絶滅している。」



「水中の食物連鎖が破綻している。水溶性植物が減っている。」



地球の7割を占める海に生息する海藻類も激減している。水の汚染と泥の堆積によって海藻が生息できる環境が失われているのだ。



熱海港で清掃していても、全て砂漠の海で、海藻はほとんど生えていない。



港の中で海藻を植樹できないものだろうか?





海砂漠の港に海藻を生やすためには・・・?



川の汚染を止める?



砂から一段高い場所に海藻が生えやすい棚を作る?



養老先生に聞いてみたい。



2008年2月18日月曜日

日に日に回復してくる私の体。



今日はなんとか熱函道路を通れるようにまでになりました(中耳がね・・・つらいのよ)。



獅子浜へいってテクニカルのトレーニングです。



テック用のドライスーツも進水式となりました。



一緒にきた3人にも、テクニカルではなく、安全な浮上をテーマに課題を与え参加してもらいました。



透明度が午前中かなり悪かったので、いいトレーニングになりましたね。



私もまだまだトレーニングが必要です。



現在テックも含めて4月からのダイビング事業について模索中。



帰りの車中でも常連のSさんにも色々相談しながら帰って来ました。







しかし、今日の富士山はきれいだったなぁ、午前中のさわやかな富士も良かったし、夕日に影を作る富士もまたよかった。獅子浜の朝倉さんと池田さんに飲んでいけば!?なんて誘ってもらったけど、本当に夕焼け見ながらあそこで飲んだら最高だろうねぇ・・・。



2008年2月17日日曜日

生涯最大級とも思われる風邪も峠を越え、呼吸ができるまでとなりました。



今日はダイビングのお仕事だったので、熱海峠を越えられない中耳も、水深18mまで耐えてもらわなければなりませぬ。



がんばれオレ。



ということで、初島へ。



恐る恐る顔を水につけるとそこは20m以上抜ける超~きれいな海!!!



青くてキラキラしてて、水温以外はミクロネシアのような色です。



さて、潜降・・・中耳よりも副鼻腔が抜けない。



同業者なら経験するでしょう、デコがピキピキいう感じ・・・。



こういうときは焦らずにしばらくその水深を維持していると・・・キューっという音?!がして圧平衡が始まります。



よしよし、明日潜れなくなるといけないからね、しっかり確認しないとね。



リバースブロックしないようにゆっくり浮上しないとね。



鼻腔に溜まっていた鼻水がマスクの中に飛び出してきます(汚くてスマン!)



ということで本日も無事ダイビングの仕事を終えました。



良い子のインストラクターは、体調管理も仕事のうちですよ。



真似しちゃいけません。



早く治さなきゃ。



2008年2月16日土曜日

今日はかつだと初島ガイドです。



風邪っぴきの鼻声で申し訳なかったのですが、頑張ってきました。



天候が味方してくれて、歩いていると背中が汗ばんでくるほど暖かく、お客様も、1枚、1枚と上着を脱いでいくほどでしたね。



20080216161247_2 帰りに、会社の近くにいる犬と会いました。



以前から思っていたのですが、白戸家のお父さんにそっくりですよね!



まぁ白いから!というだけとも言えますがね、それを調べようと思ってソフトバンクのHPを見たら、彼らは白戸(ほわいと)家という家族らしく・・・プロフィールまである。



くだら・・・いやいや・・・。



理由があって犬に姿を変えてしまってるらしい。



学校の先生だったよなぁ・・・たしか。







上戸彩・・・金八先生で性同一性障害の中学生役として出ていたのを見たことがる。最近はずいぶん大人っぽくなってイメージも変わったな。



2006年には、バレンタインにチョコレートを貰いたい有名人No1に輝いているそうだ・・・。妹キャラがいいのかなぁ。





2008年2月15日金曜日

今日は一連の検査の結果を聞きに病院へ行きました。



先生が、検査の結果よりも現在の風邪を心配してくれて、薬をもらいました。



本当、こんなにひどく風邪をひいたのは記憶にない。



両方鼻が詰まっているので、呼吸が苦しいし、電話で話すと何を言っているか聞き取りずらいようで、何度も聞き返される始末。



夕方伊豆山の漁師さんがウエットスーツの採寸に来店し、お礼といってサザエとアワビを頂きました。かつだと山分け。ごちそうさまでした。



しかし、鼻水ってかんでもかんでもドンドン出てくる。



どこにこんなにたくさん蓄積しているんだろうと疑問に思った。



昔、同じ質問を従兄に聞いたら、



「お前、そんなことも知らないのか?鼻水はな、古くなった脳みそだ。だから海の中で鼻をかむとな、魚が寄ってくるんだぞ。」



幼心に



「いつも鼻をたらしているやつらは、古い脳みそが垂れるほど脳みそがたくさんあるのか???・・・それに魚は人を食うのか・・・???」



と感じたのを覚えている。





そんなわきゃない。



調べてみた。



鼻水は、血液中の水分らしい。色がつくのは何らかのウィルスに感染して、それらと戦った白血球の死骸ということだ。



耳鼻科のサイトには、目の回りやおでこが痛くて緑色の鼻水が出るのならすぐに病院へ来て下さいと書いてありました。緑色とはわさび色(笑)だそうです。



とにかくこういうときは薬に頼るしかあるまい。



2008年2月14日木曜日

今日はバレンタインデー。



14日以前に何個かチョコを頂きました。



世の中の女性が1年中で一番大胆になるとき!なのかな・・・。



でも、当日お店に来てくれたのはおなじみSさん(男性)です!



物心ついてから記憶にないくらいの辛い風邪に悩まされています。インフルエンザだと問題なので、救急病院で検査をしてきましたが・・・幸いなことにインフルエンザではなさそうです。週末まで水に入ることがないので、早く治さなくては。





さてさて、チョコ。



ミニバスの女の子からチョコをもらいました。



以外に高学年の子でビックリ。



何年ぶりでしょう。こんなに恥じらいながらチョコを貰ったのは(笑)



彼女の大切な勇気を汚さないよう・・・慎重に言葉を選んで・・・。



「コーチ!(この子はこう呼ぶ)・・・はい!」



おもむろに小さな箱を渡す彼女。



周りをキョロキョロ気にする。



「お!オレに?!ありがとう。」



「義理だからね義理っ!!、どうせ誰にももらえないんでしょう?!」



「義理は受け付けないぞ(笑)!」



「それに車の中はチョコでいっぱいだ。しばらくチョコには困らないな」



「え~~~絶対うそ!キモイィイイイもらえないからってウソついてるぅううう!!」



「キモイって言うな!」



「ありがとう!嬉しいよ。もしかして手作り?」



「うん!お腹痛くなるかもよ!」



正直、チームの中で一番毒舌なこの子からもらうとは思えなかったのでビックリ。



小さな乙女の心を傷つけなかったかどうか心配なオレ・・・。



お菓子メーカーの策略とは言え、素敵な習慣だな。





2008年2月13日水曜日

お休みを貰って3回目の検診へ行ってきました。



CT&MRIを取るために着替えるように言われ、機械の中へ。



痛みも何もありませんから・・・というアナウンスにしたがい、私の上を筒状の機械が行ったり来たりする。しばらくすると看護師さんが右手に注射を打って管を通し、再び機械の中へ。



30分くらいの検診あと、会計。



それにしても国内の医療費が膨れ上がっている現状を見ましたね。ものすごい数の患者さんであふれかえっている。皆それぞれに病気を持ってここへきてるでしょう。健康なら縁のない場所ですから。



今の日本にとって、病気の予防がどれだけ大切なのかわかりますね。



お年寄りが、病院に来ることを習慣化してしまっているのは問題です。人間が病気にならないために我々ができることは何でしょう・・・。



病は気からというからねぇ。



病院から戻って会社に戻ると、昨日のライフ練習会から泊まっていたけーすけ達がウエットスーツを欲しいとのこと。



20080213130610_2 彼らは1年中ライフのトレーニングに参加し、海に興味を持っている。



今年で3回目の夏を迎えるために、心身ともに鍛練を欠かさないのは素晴らしいことだ。



有意義な大学生活を送ってもらうために、うちを上手に利用してくれれば、私もうれしい。



彼らが将来社会人となったとき、ここで学んだことの少しでも活かすことができたら尚うれしいことだ。











一昨日から喉が痛かったのが、拗れてしまい久し振りに熱がでてしまった。病は気からというではないか・・・早く治そう。



2008年2月12日火曜日

今日はライフセービングクラブの定期練習会。



クラブの仲間と、ダイビングインストラクターも迎えて一緒にトレーニングを行いました。



ダイビングって力任せにプレーすると上手くいかないスポーツだから、早く感覚を覚えるのが上達のコツ。最近は器材も発展してきたから年配のお客様や子供たちでも気軽に参加できるようになった。



それほどのスポーツだから、筋肉モリモリでいる必要はない。



でも、永くスポーツを続けていきたい人にとって大切なのは、気力と体力を維持しているかどうか。







あるスポーツトレーナーが言っていました。



「老化は心から始まる」



当たり前のように聞こえる言葉も、奥が深いのだ。



体力の衰えは誰しもあるもの。でもそれに比例してやる気も失せてしまうのが特徴。



年齢を重ねることで立場が変わって、仕事が過密になる。結婚して家族増える、時間がなくなる、習慣化していたものがなくなる、体力が落ちる、戻すのに時間がかかる、言い訳を作る、羞恥心が増す、プライドを守る、保守的になる・・・。



年をとってきたら頑張らなくてもいいんだよ・・・



そんな言い訳が聞こえるようになる。



何か目標を持っている人は生気に充ち溢れ、年をとるごとに人間としての魅力が増す。



馬術で次期の北京オリンピック出場が決定している法華津寛さんを知っていますか?20代でオリンピック出場後、44年ぶりに再出場する法華津さんは、なんと66才!



ピシっとした体系からは還暦を過ぎている男性とは思えない風格を感じる。





我々ダイバーは、無重力下に長くいるので、下半身を中心に筋力の衰えが生じる。それに、若い時から首痛や頸椎圧迫によるしびれ、腰痛などに悩まされているダイバーも少なくない。



これらの原因は、慢性の冷えや、下半身と体幹筋力の衰えではないかと思う。



これについて真剣に考えた人はあまりいない。



ということで、今日のトレーニングはCPRと体幹トレーニングが主。



そして、ほぼ1日トレーニングを行った後、参加者を囲んで恒例の鍋となった。



たまたま近くでトレーニングしていた某ショップの池田さんとスタッフの方々も飛び入り参加して大賑わいの鍋パーティとなった。



獅子浜でよくお会いする池田さん、実は12年前に実家館山でお会いし、名刺交換しておりました!正直私は覚えていなかったのですが、池田さんはその時の会話や私の風貌まで覚えていて・・・すごい人ですね。



今後も仲良くしてもらいたいです。



いや~人のつながりというのは楽しい。



2008年2月11日月曜日

今日は初島ガイド。



春のように暖かい陽気で、島を一周回る頃には背中が汗ばんでいるほどでした。富士山も真っ白に雪化粧した美しい姿を見せてくれています。





ソテツの実です。



一見おいしそうな色をしているのでお客さんからは、必ず



「食べられるの?」



という質問を受けます.



食糧が少ない時には食したそうですが、毒があるらしくそのままでは食べれません。



茹でてから皮をむき、硬い殻を使って「ネツケ」にしたりキーホルダーにしたりします。



「ネツケ」という物を知っていますか?



もちろん最初は私も知りませんでした。



着物をきたときに、帯を通して印籠や煙草入れを止める「留め具」だそうで、時代によってはかなり流行っていたといいます。素材は象牙や硬い木などを使うそうですが、南国特産のソテツの実を加工したものも、芸者さんには特に好かれて身につける人も多かったようです。



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ちなみに愛車XJRのキーホルダーは、ソテツの実で作ったネツケです。



お守りになると勝手に決めています。



流行るかな。



そして夜はミニバス。



連休最終日だったので、参加者が多少少なめでしたが、みんな元気なのでいつも通りはりきっていきましょう。



ミニバスのコーチをさせてもらうようになって、3か月経ちますが、子供たちの中に変化が出てきました。



子供たちの身のこなしがスムーズ&早くなったこと、そして転ばなくなったことです。今度はその変化を子供たちがわかるようにフィットネステストをしたいと思います。ミニバスのように技術と体力が必要なスポーツの場合、一生懸命やったことが、すぐ成果に現れず、それらが達成感の欠如となり、ドロップというケースが多いからです。



最初から才能があり、努力すればするほど伸びていくような子供からすればそんなことをする必要がないのかも知れませんが、すべての子供たちが達成感から向上心を持つためには、



努力する→伸びる



という体験をさせることが大事なのだろうと思います。



早速監督に提案してみよう。



そんなことを考えていました。



帰るときに



「来年度から正式にコーチとして登録を」



というお誘いを監督から頂きました。



こんな私でよければ是非仲間に入れてほしいです。



子供たちと触れ合っている時間が私にとってとても貴重な時間に思えるので、素直にそう思います。



なんか嬉しいなぁ。



2008年2月10日日曜日

今日は熱海でダイビング。



昨日の夜、なんだか調子が悪くて風邪か??



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と思っていたけど、潜ったらそんなことは吹き飛びました!!



なんという素晴らしい透明度!!軽く20mは越えています。沈船の上にいるダイバーが吐くエアーが柱となり、透明度のよさを物語っています。



今年No1の透明度ですね。



そして小曽我洞窟。



多少うねりが入っていましたが、これまた最高!!!



水が青いので、透明感にブルーがプラスされ、なんとも言えない美しいコントラストがダイバーに感動を与えました。



洞窟は外へ出てからも楽しめます。



どこまでも続く美しい砂浜の砂紋と交る青い水。



癒しですね。



一昨日までのテクニカルのトレーニングとはまた違う感動のダイビングです。





2008年2月9日土曜日

本日は初島トレッキングでかつだと一緒に初島へ渡りました。



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バス1台だったのでかつだ1人でもOKだったのですが、たまに進捗状況を確認しないといけないので、一緒にでかけることにしました。



天気予報では夜から雨。



都心では大雪で、埼玉以北はかなりの積雪があるそうです。



そういえば、12年前くらいにもこんな大雪の年があったのを覚えている。車の通らない道路はどこからが道か分からないほど雪が積もり、わざとマウンテンバイクで通勤して転んだっけ。



初島へ渡ると、予報が外れたと思うほど落ち着いた天気で、お客様も一安心。



今日は41名のお客様だったのですが、その中の14名様がろうあの方々だということがわかり、せっかく来てくれたのに、一緒じゃ楽しめないのではないかと思って、急きょ私が専属ガイドになり対応しました。



ガイドはど根性手話と口パク。



グループの中に手話のボランティアの方がいたので、その方に助けて頂きながら進んで行きました。



手話は以前習っていたので多少できたのですが、しばらく使わないと単語が出てこない・・・。それでもど根性手話で会話していると、お客さんが私の言わんとすることを察してくれて手話を教えてくれました。



2時間で相当の手話単語を覚えたなぁ。



気づいたこと・・・。



ろうわ者はしゃべる時に、手話と表情を見て感情を判断しているようです。だから皆表情が豊かで明るいし気さくですね。



一緒に食事をしていた時にしきりとお酒を勧めてくれる人がいたのですが、なんども「あなたにあえて嬉しい。なぜなら、こんなに楽しい思いをさせてくれたから。」という手話を繰り返してくれました。





帰るときも、みんなが一人づつ



「ありがとう、楽しかった」



という手話とそれぞれの思いを表情に変えて表わしてくれて、凄くうれしかった。



「メジナ」とか文字であらわす言葉や、「歴史」など知らない単語で困ったりして大変でしたが、「ありがとう」という言葉ですべての疲れが吹き飛びましたね。



やりがいのある仕事をしたなぁ。



ありがとう[E:happy01]っていい言葉だな。



2008年2月8日金曜日

海洋実習3日目。



今までやったことの総復習です。無事終了してたくさんのことを学習しました。



ダイビングは体力だけじゃなく、水中で陸上と同じ精神状態にどれだけいられるか、心身双方の鍛練が必要なんだなと思います。



ダイビングって奥が深いなぁ。



レクリエーションダイビングと全く違うスキルもあれば、掘り下げたものもあり大変勉強になった講習でした。



テクニカルダイビングは、レクリエーショナルダイビングを基盤にさらに安全とスキルを追求したものだと感じます。



一部ではテクニカルダイビングの入り口で満足させ、Cカードを発行することで収益を上げていこうとするやり方があるといいます。



すべてのインストラクターと究極のダイビングスキルアップを目指す方にはテクニカルをお勧めしますが、カッコよさや興味だけで飛び込むと崩壊する可能性がありますね。



誰でも参加できるスポーツではないと思います。



それに、それらを伝えられるインストラクターに教わらないと、私と同じ気持ちにはなれない。



その点、私はこのインストラクターを選んで良かったと思います。



自分のお客様にも同じように思ってもらえるように、もっとトレーニングをしてもっと勉強していきたいですね。



インストラクターを紹介してくれた獅子浜の朝倉さん、そしていつも気にかけてくれていた斎藤社長、応援にかけつけてくれたKさん、同日程でリブリーザーの講習をしていて知り合いになれた池田さん、皆さんのおかげでテクニカルダイバーになれたことと、こんな出会いがあったことに感謝し、これからもダイビングのスキルアップに精進したいと思います。





2008年2月7日木曜日

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海洋実習2日目



今日の1本目は最大39mの水深に計画を立ててバディで潜ること。



いつもディープの講習をやっているけど、計画がそのレベルではない。しかもマニュアル以上の情報がたくさん盛り込まれています。



テクニカルダイビングは深い水深を潜るのが目的ではなく、レクリエーションダイビングよりも深いテクニックを使って潜ることなのだということがわかる。



知識もスキルももう一段上の領域だということだね。



私の場合、マンツーマンということもあって、抜けのない練習の繰り返しです。



ダイビング中、色々なことを考えていました。オープンウォーター講習生もこんな気持ちで受講しているんだなぁとか、このスキルはレクリエーションダイビングでも使えるなぁとか、あ!アカアマダイだ!とか(笑)



講習終了後のミィーティングで上手にできたことをほめられました。



素直に嬉しい。



こんな気持ちでダイビングを教わるのは久し振りだな。周りからみたらきっと普通のアマチュアダイバーなんだろうね。



昨日の夜バヌアツの巨大沈船のDVDを見せてもらったけど、凄くドキドキしたなぁ。獅子浜の朝倉さんも一緒に見ていたのだけど、二人して



「行きてー!!!」



って叫んでました。



テクニカルダイビングは楽しい!!



2008年2月6日水曜日

今日から3日間、テクニカルの講習です。



前回はコンファインドだったのですがこの3日間は海洋実習です。



テクニカル=深く潜ることではないのですが、1本目は30mの水深に根拠のある計画をたてて潜ることが目的。経験や主観も含めたマニュアルを超える情報と技術を教えてもらいました。



何度も



「今までのことで質問は?」



という問いをしてくれるので、疑問が飽和する前にクリアになってとてもいい講習でした。最近のダイビング講習は、インストラクターコースも含めてマニュアルに沿った一辺倒のスタイルが主流になってしまいがちですが、経験を含めた実践的なスキルを教えてくれるので自分の弱点がわかり、すぐ改善につながります。



たとえばエア切れのバディにたいして自分のレギュレータをシェア(供給)するスキルも、~これからやるぞ~と構えれば誰でもできるのですが、このコースの場合それらが突然登場します。



他のスキルをデモンストレーションしていても、突然エア切れのサインを出されます。そこを慌てることなく動作にうつせるようになるまで何度も繰り返されます。たとえそれが最大深度であっても潜降中でも。



でも、実際のエア切れはきっと皆突然です。



だからとっさのトラブルにも体が動くように繰り返して練習をする・・・確かにそうですね。



そこで私の弱点を指摘されます。



シェアスキルの後通常の状態に戻すとき、コンフィグレーション(器材の配置)が微妙にずれるところです。



そのスキルを忘れると、実際では次のトラブルが大きくなる可能性があるので、徹底して直す必要があるから気をつけること。



このようなことを繰り返し練習します。



どれだけ細かい計画をたててもそれはすべて海の中での出来事。



100%のダイビングが、計画通りにいくわけではないのです。



だからそのためのスキルを身につける。



うむ・・・勉強になるなぁ。





手を抜かない講習は夜が更けても続くのでした・・・(笑)



2008年2月5日火曜日

昨晩ミニバスへいった時、久し振りに子供を叱りました。



2時間の練習中、1時間は全体で行い、残り1時間は低学年の男女を教えているのですが、少し瞬発力の高い男の子が、まだ筋力のない同級生の女の子に



「お前遅いからペア組むのいやだよっ!!」



と言っているのを聞きました。



その場はそのまま放っておいたのですが、それを繰り返している彼はいつしか孤立し、ペアを組むようにというと、必ず余ってしまうようになりました。



彼はその孤独感に耐えられず、その欲求を暴力であらわすようになり、低学年の女の子にわざとタックルしたりシャツを引っ張ったりしたのです。



・・・体育館中に響くほど大きな声で彼を呼び寄せ、個人的に叱りました。



彼は私がこんなに大きな声を出して叱るとは思っていなかったのでしょう。ビックリして目に涙が溜まっていました。



「●●●、君は人よりも動きがいいし、上手。でもね、バスケットは一人でやるものではないでしょう?みんなから上手!って思われるより、●●●みたいになりたいな~と思ってもらうほうがよっぽどかっこいいよ。やしろさん(私は自分のことをそう呼ぶ)は●●●のことちゃんと見ているから!皆のお手本になって。」



そう言いました。



その言葉が間違っていたのか、どうかわかりませんが、彼は沈むことなく練習に参加していました。



怒るのは簡単。



でも、叱るのは凄く難しい。



帰るときに、私の車の助手席に



「乗せてぇ!!![E:happy02][E:happy02][E:happy02][E:happy02][E:happy02][E:happy02]」



といって高学年の子たちが集まって来ました。



Img_0564 「ハイハイ!写真撮ってあげるからっ!(答えになってないけど・・・)」



たまたま助手席においてあった水中カメラでバシャッ!ストロボがすごかったので2人ともビックリした顔になってしまった。



しかし、楽しいな。





そして、今日は初島で4名様のウォーキングガイド。



久し振りに少人数のガイドで、お客さんと1日色々な話をしました。お食事&お酒も堪能され、満足して頂けたようです(詳しくはSOLICのブログを参照)。



山梨からお越し頂いたお客様で



「海の魚が釣れるところを見たことがない!」



ということでしたので、釣り人に張り付いてしばらく見ていましたが、結局見ることができず・・・残念でした。変わりに魚をくれる釣り人と間違えて寄って来た初島猫をどうぞ。



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野生ですね・・・こび売るような目じゃないところがいいですね(むつごろうさん風)。



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人間には動じない姿がいいですねぇ~見て下さいこの太い腕と寒さに耐えるための毛並み。野生ネコの特徴ですねぇ~。



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発達した広背筋!飼い猫はこんな姿勢をとりませんねぇ~



ムツゴロウさん終了・・・[E:coldsweats01]



初島猫を見直しました。



彼らは生きるのに必死です。











2008年2月4日月曜日



今日はお休みをもらって週1回の検診の日。



なんと生まれて初めてカメラを飲み込むことに・・・。



最初に看護師さんから



「口にしますか?それとも鼻?」



という質問に



「鼻?」



と聞き返すと最近は鼻から入れることもできるんですよとのこと。



まわりの話を聞くと太くて飲めないとか、強烈な嘔吐との戦いとか脅されていたので、



「じゃ・・・鼻で。」



「じゃ、右?左?」



「???どちらでも・・・。」



なんだか変な会話。



つづいて



「胃をきれいにするのと、麻酔をするのでこれと後でこれを飲みます。」



「じゃ、これを鼻に入れて・・・」



看護師さんが私の鼻の穴に麺棒を次々と入れていきます。



・・・看護婦さん!オレの鼻の穴そんなに大きくないですからっ!!



涙ぽろぽろのオレをしり目に真剣なまなざしの看護師さん。



「ハイ!終了!」



「少し我慢してねっ!」



と肩をすくめながら笑顔で声をかけてくれる看護師さんの後ろで、天使と悪魔が飛んでいます。



ということで、私の場合は口ではなく鼻から管を入れていく形でした。



モニターを見ながらの診察。



結構オレの胃の中はきれいだな・・・。



しばらく焼肉は食えないなぁ・・・。



先生と看護師さんは毎日人の胃の中見ているんだ・・・。



あっ!鼻から汁っ!



ふきふき・・・



すかさず看護師さんが鼻汁を拭いてくれます。



・・・くっ!なんという痴態・・・。





内視鏡が終わり、続いてエコー。



「お腹出して下さいねぇ~」



「はい」



ベルトを緩めてお腹を出す私。



「ああ・・・失礼します!」



看護師さんにズボンを脱がされる私・・・。



検診はなんと恥ずかしいものか・・・。





ではまた来週・・・恥っ



検診の後、久し振りにXJRを走らせました。



1週間ぶりかな。



最近いつものトレーニングロードが積雪で通れなそうだったので、ガソリンを入れにいくついでに湯河原までひとっ走り。



途中何台かダイブショップの車とすれ違いました。



平日なのに頑張っているなぁ。



熱海に戻ってきて港へ行くと漁師さん勢ぞろい。アイスを差し入れで買って来たけどちょうどピッタリ!あぶねぇ・・・。





足りなかったら偉いこっちゃ。





やっぱりバイクはいいなぁ。



心の中をリセットしてくれる。



暖かくなったら、またツーリングへ出かけよう。



2008年2月3日日曜日

今日は残念でした。



熱海は朝から北東の風が吹いて大荒れです。



今日も初島で、かつだとしんぺいがトレッキング、私はダイビングを予定していたのですが、悪天候のため私は早々に西伊豆へ切り替えました。



しかし・・・熱函道路が豪雪地帯になっている?!という噂を聞きつけ、やむなく中止に。



ちょっとトーンダウンしてしまいましたが、かつだたちは60名近いお客様を連れて初島へ渡る算段をしていたので、港までいって送り出してきました。



結局2人は雨の中お客様を連れて歩いて来ましたが、2時間雨に打たれて帰ってきたので先日「ひさ花」の女将さんから頂いた食パンをストーブで焼いて、熱々のうちにマーガリンをつけて3人で食べました。



女将さん!凄く美味しかったです!!







さて・・・



このブログを見てくれている複数の方から「なぜタイトルを変えた?」



という質問を貰ったので説明すると・・・。



私は「天職」という言葉が好きだからです。



自分のしている仕事が素晴らしい仕事で誰かのためになっている。



一生続けていきたい仕事。



探究する価値がある仕事。



そう思える自分が好きだなと思うのです。



辛いこともつまらないこともたくさんあるけれど、そんな自分が好きだな思える瞬間が一瞬でもあればそれを大切に覚えておく。



ブログで書き綴ったり、人にしゃべったりすることで本当に天職=職人になるだろうから。



2007年、毎日ブログを書き、すべてを読み返してみたら、同じキーワードと出会いがあったんですね。



キーワードは「プロ」「職人」



気がついたら私のまわりにはたくさんの職人=自分の仕事を天職だと思っている人が多いことに気づいたのです。



そしてそういう人に良くめぐり会うことも。



また、一緒にいることで凄く刺激を受けて力になっているのだと思います。



逆にいうと自分の仕事にケチをつけたり、昔の武勇伝にふんぞり返っている人が嫌いなんですね。



天職は現役でなければならない。



だからこれからもそんな思いをするまでの「きっかけ」を綴ってみようと思います。



2008年2月2日土曜日

今日は地元熱海でのダイビングです。



初島も熱海ですけど、熱海港のポイントまでは店から走っても5分かからないので本当に地元ですね。



熱海の海は現在非常に透明度がいいので、沈船やソウダイ根などダイナミックなポイントがお勧めですね。季節はずれの黒潮の枝分かれがたまに入ってきているので、水が青くて気持のいい海を堪能できます。





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気持ちいいくらい抜けている。いいねぇ。



お仕事が終了してからちゅうしんの蔵へ行ってきました。熱海では珍しいおしゃれなお店。BGMにジャズが流れていたり、お店のデコもちょっと凝った感じで結構好きな雰囲気なのでよく行きます。



お気に入りは2つ。



おなかが空いた時はオムライス。



そしてモツ煮です(季節限定でしょう)。



飲み物はいつも「れんと」のロック。



今日は店長に「この人でもダイビングできますか??」



と紹介されたのが、よくこのお店でお会いする方で正直大柄な男性(ゴメンナサイ!)。



「えっと・・・スーツさえ購入して頂けるなら・・・」



「本当??」



「ブログのタイトル昨日変えましたよね!」



「え?!もしかして読者さま?!(汗)」



ご購読ありがとうございます。恥ずかしいやら嬉しいやらで名刺まで頂きました。日本画家と書かれたその名刺。裏を見るとこのお店の方だったんですね。



芸術とは縁のない私ですが・・・この方も職人業ですから何かつながるものがあるのでしょう。いつか海に潜ってその感性で海を表現してもらいたいです。





2008年2月1日金曜日



これは右の肘。注射の跡わかる?



今日は午前中お休みを貰って病院で検査です。



今日は採血とレントゲン。



注射を打つときに、看護婦さんが



「ちょっと痛いよぉ・・・」





・・・







ぶすっ!!



「痛っ!!」



ヽ(゚ロ゚; )ギャアア!! 看護婦さん!!血が!!どばどば出てますけどぉ!!」



・・・なんて大の大人が言えるはずもなく・・・全く痛くありませんみたいな顔をする、かっこつけしいのオレ。



寒い時期だからなのでしょう、お年寄りがたくさんマスクをして外来に並んでいます。先生の問診も合わせて半日かかってしまいました。



これから週1日の検査が続きます。来週は過酷な検査が・・・。



注射はいやだよぉ・・・。