今日から3日間、テクニカルの講習です。
前回はコンファインドだったのですがこの3日間は海洋実習です。
テクニカル=深く潜ることではないのですが、1本目は30mの水深に根拠のある計画をたてて潜ることが目的。経験や主観も含めたマニュアルを超える情報と技術を教えてもらいました。
何度も
「今までのことで質問は?」
という問いをしてくれるので、疑問が飽和する前にクリアになってとてもいい講習でした。最近のダイビング講習は、インストラクターコースも含めてマニュアルに沿った一辺倒のスタイルが主流になってしまいがちですが、経験を含めた実践的なスキルを教えてくれるので自分の弱点がわかり、すぐ改善につながります。
たとえばエア切れのバディにたいして自分のレギュレータをシェア(供給)するスキルも、~これからやるぞ~と構えれば誰でもできるのですが、このコースの場合それらが突然登場します。
他のスキルをデモンストレーションしていても、突然エア切れのサインを出されます。そこを慌てることなく動作にうつせるようになるまで何度も繰り返されます。たとえそれが最大深度であっても潜降中でも。
でも、実際のエア切れはきっと皆突然です。
だからとっさのトラブルにも体が動くように繰り返して練習をする・・・確かにそうですね。
そこで私の弱点を指摘されます。
シェアスキルの後通常の状態に戻すとき、コンフィグレーション(器材の配置)が微妙にずれるところです。
そのスキルを忘れると、実際では次のトラブルが大きくなる可能性があるので、徹底して直す必要があるから気をつけること。
このようなことを繰り返し練習します。
どれだけ細かい計画をたててもそれはすべて海の中での出来事。
100%のダイビングが、計画通りにいくわけではないのです。
だからそのためのスキルを身につける。
うむ・・・勉強になるなぁ。
手を抜かない講習は夜が更けても続くのでした・・・(笑)
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