2006年4月24日月曜日

格差社会をどう思う?

皆平等がなんでいいのだ?平等と公平は違うぞ。



新聞でも最近よく取り立たされるが、格差社会について。小泉首相は格差社会の何が悪い?と言っていたが(まあものには言い方というものがあろうが)私も同感。



そもそも、若者が働かないのは「働かなくとも食えてしまう、その後の生活に対して不安要素が無い」からだ。



専門学校が流行るのは、決して資格を取りたいからだけではない。もちろん多くの学生が将来専門職に付きたくてその学校を選んでいるケースの方が圧倒的に多いだろう。しかし、国家資格取得を目的としない学校は入試が非常に簡単で、ほとんどの高校生が入学できる。だから一流大学を受験するような高校生に比べて受験に関しては努力格差が出ている。そして、卒業した後の就職先はやはり後者の方が圧倒的に有利である。なぜ一流企業が一流大学から採用するか。これは偏差値だけでは人を図れないことは知っていても、その日数時間の間でその人間の全てを理解することは難しいのでその大学に入学してから卒業するまでの間、どれだけ努力してきたかを選考の重要なポイントにするのはやむをえないことである。



ただし、国が言っている格差社会というのは、不幸な家庭環境に生まれ育った子供はやはり不幸な道へ行ってしまうということである。しかしこれもどうか・・・。



私の古い友人は生まれながらに母親の顔も知らず、親父は失踪。中学生の頃から児童福祉施設で育ち、かなり長い期間いじめの対象となっていたが、大学も奨学金で入学し、学生時代は寝ずに働き、現在警視庁。なんだかサクセスストーリーでも書けそうな人材だが、ここに至るまで彼はドブの中をはって歩く生活をずっと続けてきた。だから彼と同じ一流大学を卒業したおぼちゃま警察官とは人相が違う。どちらかといえばヤクザ顔。でも彼も一流大学卒・・・「オレが日本を変えるのだ」と・・・かっこいいじゃない。



努力したものとそうではないものに格差がついて何が悪い。学歴がないなら社会に出てから人一倍努力すればいいことだ。



格差がつかなきゃ夢もない。



夢が無けりゃ若者は努力しねーよ。



やしろ



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