寒くなり、夏の花たちがプルプル震えそうな季節になった。
クラブで育てている花たちも、日陰にいるとなんだか寒そうでかわいそう。
とくに、この花は1年目の秋に枯れ始めてしまったところをなんとか救いだし、その後3年間繰り返し花を咲かせてくれていて、大事に育てているから愛着が深い。
この花はおく場所や水のやり方ひとつで毎日表情を変える。
寒くて震えるときには葉が丸くなり、水が足りなければうなだれて元気がなくなるし。
そうかと思うと、暖かい場所へ移動させて水をあげると、伸びあがるように元気になる。
単純なやつだなぁ・・・と思って毎日見ていると愛おしくなる。
スタッフにも、
「この子は過保護に育てていいから」
と注文を付けている。
花に「この子」と言っている時点で親ばかだが・・・。
栄養のあげすぎには注意だけれど、かわいいものはかわいいのだ。
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