2009年2月19日木曜日

ココは南の果て・・・

昨日のブログ読んで、どこにいるか分かったひとは、うちの社員か・・・行ったことのある人だな。



今西オーストラリアパースのコテスローという美しい街にいます。



今朝は昨日夕食を一緒に食べたshellyの所属するスイミングクラブの朝練習に誘われ、朝7:00にホテルを出て数分で海の中。



日中はとても暑いビーチだけれど朝焼けが残る海辺は寒いっ!



しかも水温は23℃くらい。



こんなに朝早いのに、ビーチへ行くと百人以上のスイマーが泳いでいたり走っていたりしている。



7:00はコアな時間なのだ。



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800m北にあるノースコテスローサーフライフセービングクラブ前で待ち合わせで、そこまで泳いで来いというので冷たい海に飛び込む。



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到着すると10名くらいのメンバーがゾロゾロ出てきて快く迎えてくれた。



海外では、ファーストネームで呼んでもらったほうが覚えてくるので、NAOYAと紹介する。



「じゃ、NAOYAはオレと一緒にゆっくり泳ごうぜ」



といってくれたのが一番左のオジサン。



おおっ!楽しそうジャン



なんて思っていたら・・・



入水と同時に超トップスピード!



おいっ!話違うし。



いつかスピードダウンするだろうなんて思っていたら、結局1500mをそのまま泳がされるハメに(笑)



練習不足は否めないが・・・それにしてもこのオッサン達何者??!!



聞いてみれば、地元のライフセービングクラブのライフセーバーだったり(オーストラリアでは死ぬまで現役の人がゾロゾロいる)、マスターズスイマーだったり・・・。



それ以上に驚いたことが、ライフセービングクラブのクラブハウスの1Fはフィットネスクラブで、2Fはカフェになっている。彼らはそこのメンバーで会社へ行く前にこうしてトレーニングをして朝食を食べる。



「週末以外はトレーニングして泳いでいるよ。週末はお酒飲んじゃうからね(笑)!」



それだけじゃなく、このフィットネスクラブは各ライフセービングクラブが運営していて、そこの収益金の一部が地元のビーチを守るライフセービングクラブの活動費に充てられるのだ。



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社員はクラブのメンバーが所有するカヤックやサーフスキー、パドルボードなどの艇庫。ものすごい数だ。



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朝食後、大貫さんに誘われて地元コッテスローのライフセービングクラブを訪問する。



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活動のシステムは先ほどのノースコテスローサーフライフセービングクラブと同じだが、このコテスローサーフライフセービングクラブは今年でなんと100周年を迎える伝統のあるクラブなのだ。



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目の前のビーチでは、地元の小中学生を対象とした水泳教室が開催されていた。日本でいう水泳の授業の一貫で、100名ほどの子供たちが6~7チームに分かれて練習をする。こちらではCPRを、こちらではビーチフラッグを、こちらではオーシャンスイムを・・・といった具合だ。



絶句・・・脱帽だ。



日本はオーシャンスポーツが遅れている。



これじゃ、朝のオッサン達に勝てないわけだ。



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一旦ホテルに戻り、明日の打合せをした後、車でフリーマントルという港町へ行ってきた。



コテスローはとても高級なフィットネスタウンであることに比べ、ここは横浜や神戸といった雰囲気。古い建物が多く、ディズニーランドのようだった。



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海岸線はやはり美しく目をひく。



パースの良さはこの気候に加えて空と海の青さだということが良く分かった。



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港町と言うこともあって、交易が盛ん。いたるところに豊富な果物や野菜が立ち並ぶ。日本と違って生産場所の表記がない。



店主は言うだろう。



「自分が得意な物を売るから商売だろう。自分の国にないからといって、他の国の誰が作った分からない物まで売る必要がるのか??」



自給率の高さは誇りの高さなのかも知れない。



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しかし、これはどうかと・・・笑



日本人が好むんだろ・・・きっと。



恥ずかしくなった。



ともわれ・・・



朝からハイスピードでココロをくすぐる街だ。



たった2日間でトリコになってら。





明日はいよいよ大会。



久しぶりに胸が高鳴るのが分かる。





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