ついに来ましたフルマラソン大会当日！！
天気予報が外れて、案外いい天気。特に暑くもなく、寒くもなく・・・。絶好のマラソン日和と
前日は久しぶりに12時前には就寝し、朝6時には起床して朝ごはんを山盛り食べてちょっと体を動かして準備万端です。
写真のころは、周りで緊張している選手とは裏腹にしんぺーと記念撮影する余裕も・・・。
９:００スタート！終了してから分かったのが、このスタートシーンは全国版のニュースＴＶで放映されていたようです。
熱海から三島へ向かう熱海峠を登る勢いで、何度もこのコースを設定した人は絶対Ｓだ！といいながら走っておりました。
そのうち心配していた右足首が気になり始め・・・それをかばっていたせいか左足の股関節がありえないほど痛くなり・・・目の前に15kmの看板・・・「しんぺー先いってくれい！オレのことはかわまずぅ・・・オレの敵を・・・」とは言っていませんが、若さに勝るシンペーは
見るからに標高が高くなったと思える付近に差し掛かるとそれからは、今度は永遠と下り坂・・・ここまでやるか・・・。
30kmの看板を見たあたりから、坂道で堪えた足に異変が起きる・・・足が動かねぇ・・・。
すでに目ではなく、足の裏でそこが坂道だと感じるほど限界が近づいていることが分かる。
「ちきしょう！！このマラソンレースが公認されていないわけがわかるぜ・・・こりゃトレイルだ・・・。」ついに走ることができなくなり、しばらく歩く。
最後のエイド（給水・給食ポイント）を見つけ、バナナとスポーツドリンクを補給する。
「おじさん！あと8キロだよ！がんばって！」
・・・だれがおじさんじゃい！！
振り向けば、小さい女の子がチョコレートを差し出しているではないか・・・。
ありがとう！！
そうだね（汗）この子から比べればおじさんだわ（汗）
その後ろをオレよりオジサン（そうとう）が抜いていく。
あ？！負けてたまるか！！
ここからは走り続けようと気合を入れなおして走り出すオレ。
こんな小さな子の前でもかっこつけたがるのはやはりオヤジか・・・。
あと・・・えっと・・・にいてんいちきゅうごきろだから・・・あと2kmか・・・
おおおおお！街が見えてきたぞ。
「ゴール地点まであと800m！！」
スタッフが声をかけて右折するよう支持。
右折すると再び急坂！
「まだ登らせるか・・・鬼め・・・。」
坂の上にシンペーを発見！？
「おおお！シンペー！！」
「あと500mです！！」
「もうゴールしたの？」
「いいえ！最初の目的が一緒に完走でしたから！待ってました！！」
「え？！まじ？（涙）そりゃ悪いことした・・・おまえってやつはなんていいやつだ（泣）」
やったー！！！！！！！！
なんとか自力で完走し、完走の証である新島ガラスでできたメダルをアンコ娘にかけてもらいました。
ゴール地点にはシンペーの両親と、4名のダイビングのお客さんが出迎えてくれて祝福してくれました。
きっと、マラソンってこのゴールの瞬間のために走っているんだろうなぁ・・・なんともいえない達成感です。
結局この地獄マラソン・・・参加者150名中、15名がリタイアしたそうな・・・10％リタイアってどうよ？！正直凄く足が痛くて、辛くて、なんども歩いてしまおうとか、完走できればいいやと思っていたけど、ゴールで待っている人がいるとか、自分に負けないようにとか仕事のこととか生きていることとか大島のこととか色々考えながら走っていたけど、完走することでたくさんの嫌なことがたいしたことないように思えて、がんばっちゃいました。
最初の目的である「走りきったら何かが見える・・・」は達成できました。
何が見えるかは、走った人にしかわからない。
あえて言えることはマラソンというよりも・・・何かに挑戦してみれば？ということかな。
どんなに小さなことでも達成した喜びは誇りになる気がするからねぇ。
オレ様も、走っているときは二度と大島マラソン参加しない！と思ったけど、走り終わって温泉に入って皆さんでビールを飲みながら話していたら、今年中にもう一回マラソンに参加することを表明！そして鍛え直して再度大島に挑戦しようと思いました。
大島のマラソンでもっと記録を出すためには、下半身の筋力アップが大切なようです。
頑張ろうっと。
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