2008年10月22日水曜日

今日は海へ行かず、会社で事務仕事と取引先の営業の方と商談。



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13年前に頂いた1枚の見積書。



実はうちの会社はこの1枚の見積書から始まった。





まだ新米インストラクターだったオレのオファーを気持ちよく受取ってくれたのがこのメーカー。当時担当だった方が電話に出て、



「ありがとうございます!すぐ伺います!」



すぐに送られてきたのがこの見積書。



実は取引を希望したメーカー5社のうち、直接取引ができたのがこの会社だけ。



決して小さな会社なのでもなく、新参者でもない。伝統のあるメーカーなのである。



他のメーカーは、今よりは羽振りがよかったこともあって、脱サラしたばかりの若い経営者に「信用」など置くわけもない。



しかも、ダイビング業界の流通が乱雑化していた時代で、いつ潰れるかわからないような小売店と簡単に卸わけにいかないのだ。



その時に、電話で取引を希望した5社全ての対応を覚えている。



そのうちの1社はその時の対応に対し、未だ根を持っている。



結局うちより早く倒産したが、他社がブランドを買い取って販売することになっても取引はしない。



いつか追い抜いてやる!って思ったっけ。



辛い時代を支えてきてくれた人の恩は忘れてはいけない。



お互い山あり谷ありだったけれど、もう13年のお付き合い。



義理って大切なんだな。



Do you enjoy it
the ocean life?



2 件のコメント:

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    義理って大切です[E:coldsweats01]
    私も15年以来の大先輩に助けをこうた怒涛の1週間でした[E:happy02]
    密な人でなく生涯頼りにしていける方がいるというのは助けとなりますね!
    ここ最近思うのは人間性の良し悪しでしょうね(*゚▽゚)ノ
    私も年齢を重ねると共にキャパの広い人間に成りたいと心から思うようになってます1またまた抽象的になってしまったね[E:coldsweats02]

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    koyukiさん
    コメありがとうございます。お仕事が忙しいのでしょうね。生涯教えを説いてくれる人がいるというのはいいことですよね。
    人間性・・・私も同感です。
    怒りや不満が溜まったときに「お互い様だから」と心に言える自分を目指したいものです。
    昔バイト中、愚痴を言いまくっていた私にたいし「人の嫌なとことに気づくのは、自分にもそういう一面があるからだよ」と教えてくれました。
    その時は「だって!!!」
    しか言えないキャパでしたが、今思うとそうだったなぁと思います。
    人間性の成長は、「気づき」なのかもしれませんね。

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