2008年11月14日金曜日

「このたびは大変申し訳ありませんでした・・・。」



ここ数日で3度もこの平謝りを聞いた。



ひとつは取引先。



失敗した本人は休暇中とのことで、上司と支店長までが来社してお詫び。



確かに、この失態は世間が知ったら信用問題になる。



しかも小社ではなく、世界に名だたる企業であるので、なおさらだ。



ましてや、うちのような零細企業を支えていかなくてはいけないという企業や政府の考えに大きく反する失態なのだ。



でもオレが別に怒って「支店長連れてこ~い!!」って怒鳴ったわけではない。



あの・・・ちょっとお尋ねしますが、もしかしてうちのことお忘れじゃございません??



的なお伺いをたたたら、即効で支店長から電話。



企業が一流らなば、クレーム処理も一流だ。



「部下の失態ですから私の監督不行届です。なんなりとお申しつけください!!」



ってオレより10も上の人に後頭部が見えるほど頭下げられちゃ、男としちゃ恐縮しちまう。



最後にはこっちが謝ったりしているし・・・はは。



クレーム対応はスピードと誠意が一番であることがよくわかった。勉強になりました。



そしてもう一つは、注文した商品の乱丁。



大きなパネルのど真ん中に穴。



あまりに凄かったので笑ってしまった。



ネットでの注文だったので、ちょっと心配はしていたのだけれど、即効で対応が入り、翌日(今日には納品)お詫びの電話も入る。文句のつけようがない。



しかも再送してきた荷物には、「最重要貨物!少しの変形も配送事故となる!細心の注意を払って運搬するように!」とドデかいステッカーが貼ってあった。



メーカー側の対応に恐れ入る。



でも、ステッカーの端っこに



「配送業者は、配達の前にこのステッカーを剥がすこと」



と書いてあった。



この気配りができない配送業者のミスであろう。あえてこれ以上文句言う気もないが。



そして最後は電話の勧誘。



KDDI代理店の・・・●●●・・・よくある勧誘。



光通信の設置料が無料に・・・



だいたい忙しい時にかかってくるのでほとんど聞いていなかったのだけれど、今後のことを考えるといいかも。



と思えるタイミングでかかってきたので、手続きの内容を聞いていた。



色々揃えるものがあるようで、メモをしていた。後日再度電話をするとのことだったので、色々と準備を進めていた。翌日22:00頃、見知らぬ番号から携帯へ電話。



出ると、その営業A担当者。



「日中お伺いしたことで、再確認ですがよろしいでしょうか・・・?!」



ダメとは言えないでしょう。



登録に必要とかで、電話で個人情報を聞いてくる。



電話でペラペラ話すことじゃないのではないかとちょっと腹がたつ。



翌日中、別の担当者と名乗る営業Bからまた携帯へ電話。



ダイビングの仕事中だったので、18:00頃電話をかけてくれるように言う。



Bからかかって来ない。



22:00頃、すでに聞きたくなくなっている声の主、営業Aから電話。



「日中Bからお電話させて頂いた件でお話がありまして・・・・。」



「おい、今何時だ?何でオレの携帯番号知っている?何で何度も同じこと聞いてくる?個人情報を電話で聞くのおかしくねぇか?営業なら会社に電話かけて来い、おたくは夜営業かもしれないし、忙しいのかも知れないけどね、うちも朝から働いてんだ。いい加減にしてくれ・・・。」



「ブチっ」



は?切りやがった。



代理店とはいえ、KDDIという大会社名前を語るのならこの対応はまずい。代理店会社の電話番号も聞いていたので即効電話。「無かったことにして下さい」



翌日責任者と名乗る若い声の女性からお詫びの電話。



謝ってほしいのではない。



健全な顧客は、商品を求めていることを忘れるな。



自分の会社にポリシーを持てないような社員に電話営業をさせてはいけない。小さくたっていいじゃねぇーか。



胸はって、デカイ会社に負けないくらいの気合と誠意を持とうぜ。







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