2008年11月30日日曜日

11月も今日で終わり。



あっという間の1ヶ月間だったなぁ。



今日は1日ダイブマスターの学科講習。



ダイビングインストラクター養成の仕事をやめてから2年が経つ。



自分より優れたインストラクターを排出したい。その一心ではじめた養成事業だが、あることがキッカケでやめることにした。



決して自信がないわけではない。



むしろ得意分野として今後も続けていきたいと思っていた。



でも、インストラクター養成というビジネスが流行り始め「金さえあれば誰でもインストラクターになれる」形が出来上がってしまったことに憤りを感じていたから。



残念に思っていたのかもしれないな。



でもそれはシステムだと考えたら少し納得できるようになった。



インストラクターコースは資格を与えるコース。



指導力を養成するのは別なのだ。



と理解したのだ。





ということで、ダイブマスターコースには熱が入る。



確りとした指導力の基礎を築くために。



指導力とは確信から学んだ伝承能力。



自信をつけるために、基礎を繰り返し、10回やったら10回成功すると確信となる。



確信を伝えるために、ただ伝達するのではなく受ける人の気持ちをとらえ、自信が確信に至るプロセスを個別性で後世に伝えるのだ。



だから、その伝承が繰り返されればされるほど、そのクオリティは高まり「良いもの」になっていかなくてはいけない。



指導者が失敗したことを学んだ人が同じように失敗してしまうようでは、指導が足りないということだ。



かといって、オレがこう学んできたんだからお前もこうだ!みたいな指導は往々にして過大伝承されやすい。つまり本当はそんなことしていないことまでかっこつけてやらせてしまう。



「オレが選手の時代には・・・オレの若いときには・・・」



が最たるものである。





オレは昔そうだった。





オレがやってきたからお前もできるはずだ・・・。



これがオレ自信の指導力の欠点だ。



「自分とは違う。」



最初にそう思わなければ指導は成りたたない。



やっぱり遠回りしてんな・・・。



我流は遠回りするよ・・・苦労する。



その分身につけたあとの能力は高いけどね。



でも年食っちゃうよ。



若者よ・・・。人から素直に学ぶ機会を持とう。



いいわけはいい。



時間がない?作るんだ。



自分の自信資産を増やすために。







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