2008年6月9日月曜日

昨日は、MLGSライフセービングクラブの定期練習会。



キャプテンを中心に士気が上がり、夏に向けて頼もしい限りだ。



夜は、ミィーティングも兼ねて飲み会。いつもの飲み会とはちょっと違って話し合いが多かった。それでも、誕生日祝いに皆から頂いた大分の焼酎はしっかり頂いたけどね。



そして、今日は初島でダイビング。



午前中雨だったけれど、午後は晴れ間も見えてきて、爽やかな気候になった。



水中はすっきりしない透明度だけれど、とても落ち着いていて、浅場では、イワシが見えない何者かに追われているシーンを連続してみることが多くなった。



また、水温が上がったせいでタカベの数が増えている。秋口には数百の大群で回遊することになるのだろう。



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湿度が高いのか、島を歩くお客様が減ったように感じる。島は日蔭が少ないからこれで太陽の日差しが強くなると、熱中症が続出してしまうからだろう。



これからの季節、水分補給について注意が必要だ。



屋外スポーツで、麦茶などをサービスで出しているところや、スポーツドリンクを片手に歩いている人を多く見かけるけれど、人によっては逆効果になる場合がある。



もちろん水分補給はしないよりした方がいいに決まっているけど。



まず、麦茶やお茶は利尿作用が促進され、体内のミネラルが薄まってしまうので、大量の汗をかく運動や屋外での水分補給では不適。



スポーツドリンクは、失われたミネラルや糖分を瞬時に吸収するには効果的であるが、ナトリウム分と糖分が多いので、血圧が高い人や血糖値のバランスが悪い人には不適。



じゃぁなに?



ということになるのであるが・・・



普通の水500mlに一つまみの塩と、レモン汁を加えて10℃以下にならない温度で作った水分を吸収するのが良い(運動中だけを考えた補給には最適)。



でもね・・・なかなか毎日それらを作るのは面倒だ・・・と思う人は、粉のスポーツドリンクを通常の3分の1に薄めて飲むといいと思う。



走ったり、トレーニング的要素の高い人や、疲れを感じている人にはBCAAと呼ばれるアミノ酸群(バリン・ロイシン・イソロイシン)が含まれる飲料が効果的であるといわれている。



もちろん個人差があるのであろうが、経済的にもスポーツに参加する人々が高齢化している意味を考えても、上記がいいのではないかと思う。



以外に間違った理解をしているスポーツ参加者や、指導者が多いので、自分のコンディションは自分でコントロール、ディフェンスするように努めてもらいたい。



ちなみに、ダイビングインストラクターはこれらを十分理解し、お客様に促す義務がある。水分補給のアドバイスはアウトドアスポーツ指導者の基本であることを忘れてはならない。



ちなみに、適切な水分補給が行われていないと、シェイプアップの効果が損なわれ、疲労やけがをしやすくなったり、ダイビングにおいては減圧病などが発症しやい体質になると多くの研究者が述べていることは言うまでもない。



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