日中ウっチーを連れて獅子浜へ。
体験的な講習ではなく、あくまで実践的な技術を彼女に伝えなくてはいけないので、何度も同じ基礎練習を繰り返す。
夜は体の基礎トレーニング。
入社当時はその辺いる運動不足な女の子が、毎晩地下のトレーニングルームでガチャガチャとデットリフトやらベンチプレスをこなし、誰もいない熱海港をひたすら走る。
痩せたというより、スポーツインストラクターとしての体に近づいて来たかな。顔つきが変わったような気がする。
1年かけて体を作ろう。
そして続けることが強い心を作るのでしょう。
心技体。
これは人に作られるものではなく、自らの積み重ねによって作るもの。それらを鍛練という。
---
獅子浜で
国内では最大手のダイビングショップを経営する方と立ち話をした。
経営者として、悩みや望みはどこでも一緒。
でも一つ違うのは、「社員に自分のためのスキルアップ」と感じさせることだという。
給料をもらうのも、お客様を楽しませるのも、皆自分の幸せにつながるのだから、会社のためとかではなく、自分が将来幸せになるために今努力をする。
当たり前に聞こえるかもしれない。
ダイビング業界は、年に数日しか休みがなく、給料が安い場所ではない。
休みも給料も自分で作るということを、気づいていないから、教えていないからだという。
そんなの知っている、そんなのやっていると思ったか?
もう限界だ!というほど努力してみたか?
これ以上できないか?
全ての時間を費やしたと言える努力があるか?
トレーニングしているか?
人前で裸になって「私はプロフェッショナルです」と言えるか?
醜い体をさらけ出して、自らの仕事を汚染していないか?
本当はどうか自分に聞いてみろ。
・・・
そんな熱い語り合いができるインストラクターがまだいることに安心するのであった。
伸びる会社にはやはり伸びる社員がいる。
伸びない会社には言い訳をする社員がいる。
うちが儲かるかどうかはよくわからん。
しかし、人がとうこういうよりも、自分の信じる道を貫くこと、継続が力になることは間違っていないようだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿