2009年1月18日日曜日

経済論

研修を終えて、熱海へ戻る。



今回の東京滞在はなんとなく寂しい感じがした。



街は賑やかなのに、なんとなく人々が不安げな顔をして何か不満そうに急いで歩いている。先が見えない地下道を行くあてもなく歩いている、しかも猛スピードで。先も見えないのに早く歩かないと誰かに追いつかれてしまうような雰囲気。



何だろうね。



経済不安がそうさせているのだろうか。



たまたまそんな人ばかりだったのか。



新幹線に乗って帰るつもりが、ちょうどいい時間がなかったので東海道線で帰ることに。



横浜まで立っていて、そのあと座ったら寝てしまった。そう言えばあまり寝ていなかったっけ。



向かいの席にインド人?!らしき集団が楽しそうに会話をしながら座っていた。



携帯ゲーム?!のCMで変な動きをする外人がいるけど、あれを思い出して一人で笑ってしまった。



インドや中国は貧富の差が大きく、円高の日本に来ている人達はきっと富裕層なのだろうと勝手に想像する。インド人がインドにだけ住んでいるとは思えないから他国籍で遊びに来ているとも考えられるけど。



今快進撃で発展しているインドや他国を見て、日本経済が復活するヒントを得なくてはいけない。



どうしたらいいのでしょうね。



新聞を読んだり、本を読むと日本が不安に包まれている理由の一つに自給率の低さがあると思う。生産能力の高い日本がなぜ輸入に頼らなければならないのか。







日本経済回復のヒントはアルゼンチンにあるという本があった。食物自給率200%のアルゼンチン。良質の野菜が世界中に出回っている。



給付金を配るのなら、そのお金で余った米や野菜を国が買上げ、輸出専用として円高に負けない価格で販売する。



民間ではない、国へだ。寄付するのではない、売るのだ。



もちろん国は損をする。



でも、消費されないでなくなる2兆円だったら、少しでも売上や税金で確実に戻ってくる方法で行ったらどうなのだろうか。



経済は不安定でも「日本」というブランドは「美」「品格」「精巧」のイメージが強い。



いいものは売れる、リピーターが必ずいる。



日本の野菜を海外で売りたがる企業はきっといるだろう。



専門家が読んだら「アホか・・・」



と思うかもしれないけど。



素人考えだからね、規制や専門的な分野から言ったら難しいのかも知れないけどね。





誰でもできる仕事をしているほど面白くないことはない。





自分にしかできないこと、自分がスペシャルなことをしてこそ





「楽しい仕事=上手くいく=楽しい仕事」



の方程式がつながる。



日本も得意分野で勝負すべきだ。



オレもそうだな。



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