2018年4月27日金曜日

トレーナーとトレーニング

18歳にフィットネスクラブでアルバイトを始めた頃から、営業終了したジムでトレーニングするのが好き。今日もそんな時間を過ごす。

当時の先輩から「夜になると“見てはいけない輩がフィットネスクラブには集まる”らしいぞ」って聞いていて、カイザーマシーン(当時は主流だった)の空気が抜けて勝手に動いているのを見て飛び上がったり、照明落としたプールシートの下に隠れている人がいて、シャワー浴びる時に脅かされたりしたのを思い出した。
確実に次の代に仕返ししたけど笑

あの頃は、、、って言ってはいけないらしいが、資格とか学歴よりも、先輩から教わったり後輩に教えたりしながら実践で勉強していたけれど、今は色んな資格が沢山あって、数日とか数ヶ月でインストラクターとかトレーナーとかいう肩書きが“もらえて”しまう職業になった(なってしまった)。いくらシステム化したからといってその程度の経験で取れる資格はその程度でしかないので信用していないけれど。
それに、エンドユーザーは、トレーニングを受ける人よりトレーナーか?と思うほどトレーナーむけのセミナーや資格講習が多い。これはトレーナーを養成する学校で教わるようなことは専門誌やネットから十分すぎるほど拾えるものだから、トレーナーという肩書きをもらってから、より専門的に知識や技術を深めないと追いついていけないという一応の理由なのだ(わかりにくいかな)。

それから、トレーナーという職業は細分化され、我々のようにトレーニングやコンディショニングをメインとするストレングス&コンディショニングトレーナーと、予防やリ・コンディショニングをメインとするアスレチックトレーナー、医療従事者のメディカルトレーナー、健康維持や介護予防などを目的に活動するトレーナーなどに分けられる。特に医療従事者のトレーナーが精力的に動いていて、彼らはこれらのほとんどの分野を網羅しているので、我々トレーナーはうかうかしていられない。

ということで、何か言いたいかというと、この職業はそのうちAIに占領され、仕事が無くなって行くだろうと思うんだな。
だからトレーニングしないとダメなんだな、やっぱり実践。歳取っていてもいいから、インストラクターもトレーナーもお客さんや選手と一緒に汗かいてトレーニングして身体作ってないといけない。

指導者は手本となれ。

最初に「指導者とは」を解いてくれたチーフがいつも口癖にしていた言葉を思い出した。

まだがんばりましょう。


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