先生

本日は地元の中学校で「総合学習」の講師に呼ばれ、環境学習を行ってきました。

テーマは「熱海の海」

最初「熱海の海はどんなイメージ？」

という質問に対して、参加した1年生は「汚い！ゴミがいっぱい！」という意見。

それじゃ将来の熱海は真っ暗だ「ところで君達熱海の海を見たことがあるかい？」

「・・・」

手を上げたのは1名だけ。

こんな良い環境にいるのに地元の海をのぞいたことのある中学生が1名だけ・・・。

それでもそこに興味を示してオレ様の授業をキラキラした目で受けてくれたのでかなり一生懸命。

最近セミナーの講師に呼ばれるとパワーポイントを使って行うことが多いのだけれど、彼らはすでにパワーポイントでの授業に馴れていて、とてもスムーズに授業が進みました。

もっと伝えたいことがたくさんあるのに・・・40分間の授業はあっと間に過ぎてしまいました。。

そして授業終了の挨拶のあと、1名の男の子がオレ様のところへきて

「先生、海に潜る仕事ってあるんですか？僕でもなれますか？」と質問。

「え？（なぜが動揺するオレ様・・・）あっ！あるよ！素晴らしい仕事さ！きみにももちろんなれるよ！ぜひなるべきだ！（きっとオレは目を数倍見開いてかなり興奮していた）」

「でも僕カナヅチなんです・・・。」

「大丈夫！やればできる。練習すれば必ずなれるよ。」

「本当ですか！！先生の連絡先を教えてください！！」

よしよし名刺をあげよう！

丁寧に名刺を受け取りものキラキラした笑顔で立ち去る彼。

満足感に浸るオレ様

言えた。言えたぞ！！！

オレは18年前この仕事に入ることを悩んでいた時、彼と同じ質問をしたんだ。その時素晴らしい仕事さ！きみにももちろんなれるよ！ぜひなるべきだ！の言葉を言ってもらえたから今があるのだ。だから同じ事を聞かれたら必ず同じように伝えたかった。

今日は本当に本当にいい仕事をした。この仕事をしていて良かった。最高だ。

是非彼には将来海の仕事をして欲しい。待ってるぜ！！！

お昼過ぎには授業も終わり、会社に戻って下田へ。

打合せを終えてとんぼ返りだったが、道中授業の話しを永遠に聞き続けたささきには悪いことした・・・笑

だってうれしかったんだから！！