昨年の夏に曽我浦で事故があり、中学生の子供が亡くなった。
このことは海を見るたびに思い出す。
あたり前だけど一生忘れないだろう。GUARDや潜水士の仕事を続けている以上、どうしてもその瞬間に出くわすことが多い。
一時期は毎年入水による引き上げ作業を行うほどだった。
だから事故は未然に防ぎたい。
18年間も海の仕事を続け、曽我浦で10年もGUARDをしている。きっとこの海に一番長くいるのはオレじゃないだろうか。
トレーニングは続けてきた。年を重ねるたびにトレーニング値を高くしモチベーションを維持する。そして心を鍛え技を磨く。
それでも防げない命があることが悔しい。
今晩、沼津消防の有志が中心になって活動しているTSAという会へ行き、トレーニングを受講して来ました。偶然井田のてつ!さんや獅子浜の朝倉さん達も参加していてビックリ!
彼らは毎週参加しているとか。オーシャンマンとして素晴らしい姿勢であると思います。
冬場インストラクター向けの講習会を良くやるのですが、自分のスキルが落ちてしまっては意味が無いし、初心に戻ってしっかり基礎から教わることは重要だと思って参加しました。
講師は現場で活躍している救急救命士の人達なので、かなり実践的で非常に勉強になった。スキルはもちろんだけど、ディスカッションをすることで疑問点も晴れ、やはり基礎が大事であることを再認識するのであった。
無くさなくていい命のために。
精進あるのみ。
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