2008年1月5日土曜日

今年初めての初島で潜ってきました。



年が明けてずいぶん冬らしくなったというか、落ち着いたと言うか・・・冬の海。



わかりにくいな。



それでも未だにタカベやイナダの大群が頭の上を通過したり、時より青い潮が入ってくるあたりは初島らしい。



明るくて爽やかな雰囲気は、寒くてもダイバーを楽しませるだけの魅力はたっぷりだ。



今日は年末から引き続いたアドバンスの講習の最後でナビゲーションの講習。新たにアドバンスダイバーが誕生しました。HNさん!これから世界中の海を堪能して下さいね!



夜は昨日時の人だったしんペーが来店し、落し物を肴にミニ新年会。今月からトレッキングが忙しくなるのでその打ち合わせをしながら鍋をつつきました。



家に帰ってTVをつけると、「素敵な宇宙船地球号」で、中国の緑色記者という環境問題に取り組む記者の特集をやっていました。



中国は現在北京オリンピック開催が後押しして、年10%づつ経済成長を続ける大国。実際10年前までは、人件費の安さから先進国の仕事を下請けする国として発展してきた国だったのに、今では欧米に多くの製品を輸出している。



日本の食品業界でも中国なしでは考えられない状況であることはよく知られたことだ。



しかし、その背景で工場や生活排水が川に垂れ流しとなり、川沿いに住む人々が肝臓病や伝染病で悩まされている。



世界最大の国民を支える大国としては、国民の食料や生活資源を確保するために環境は後回しで、まずは世界のリーダーシップ国となるべく経済成長を続けるしかないのが現状なのだという。



どこか高度成長期の日本に似ているという人もいる。



でも、日本の高度成長期との違いは貿易黒字による外貨獲得ができていること、そして必要な労働力がいくらでも調達できるところ。



中国には先進国から巨額の直接投資が流入している。投資は資金、技術も含まれ、資源も持っている中国は日本のようにいつか崩壊という不安すら感じないようです。海外から莫大な需要と供給能力・・・。



恐るべし中国。



これで緑色記者のように「エコ」に目を向ける人が増え国が動き始めれば、自然を戻れなくなるまで痛めつけてしまった先進国の後悔を他所に、環境保全と経済成長のバランスを最も保った大国になるのでしょう。



今の日本人にできること。



それはお金を稼ぐことと環境保全のバランスを整えること。



今日はそんなことを考えた緑エコノミストなオレ様でした



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