今日は第4回目となった熱海港の水中清掃イベント。
きっかけとなったのは、地元の中学校で環境の授業をやったときにした質問。
「熱海の海の印象は?」
「汚い、ゴミでいっぱい。」
「じゃぁ将来東京へ出たときに熱海の海はキレイだとか自慢できない?」
「うん・・・」
これじゃ熱海の観光は発展しない。
地元の子供たちが汚いと思っているような海に、都会からわざわざ来る客がいるわけがない。
でも実際は熱海の海はきれいだし、伊豆の中でも指折りのダイビングポイントが数多くある。
じゃぁなんで子供たちは熱海の海を汚いと思っているのだろうか。
それは不法投棄による海底のゴミや港に浮いているゴミ、匂いなどとが原因で海で泳ごうなんて思わないからだと思う。
オレが育った南房総布良の海にもゴミはたくさん漂着する。しかし、布良の海が美しいことも、大人が車でゴミを運んできて捨てていることもそれらを除去している人がいることも知っていた。
だから昔から仲間を布良につれていく時には、美しい場所も不法投棄の場所も見せるようにしている。
熱海の子たちはその両方を知らない。
同じ海の側で育つ人間としてオレができること。
テーマはそれだ。
結果は少ないながらも子供たちが集まってくれて、活動に参加してくれた。午後から紙芝居形式の青空教室を実施したけど、これも結構うけがよくて、今後の活動にもつながりそうだ。
そして、今回関東学院大学のHEPという環境サークルの皆さんが協力してくれて子供たちとの交流を深めてくれた。大学からはちょっと遠いけどぜひ今後も一緒に活動を続けたいと思います。
伊豆最大のボートダイビング(笑)
次回は4月。
たくさんの参加者が来てくれることを望みます。
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今晩は。確かに海で潜っているとゴミが目につきますよ。だから小生はゴミを見付けたらBCのポケットに入れて陸まで持ち帰るようにしてやす。これで少しでも綺麗な海になりますようにと願いながら・・・。
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そうね。
すべての人々がえなりさんのような気持になってくれれば海が汚れることもないのに。
海の生物からしたら、人間は侵略者だからね、共存していくためにできることからはじめなきゃ。