初島の気温は20℃。予報通り暖かい日になった。
毎日こんな日が続いたらいいのになぁと思う、本当に和やかな1日。
今日一緒に潜ったHさんは本当にラッキーだったと思う。水質はやっぱり春にごりらしく浮遊物が多かったけど、春の生物が増えてきて、色々探したりするダイビングにはもってこいだな。
こんな陽気が続くと、花粉症の人には地獄らしい。しかし私はそんな気配なし。
さて、先日名古屋国際女子マラソンに高橋尚子が出場していた。
北京オリンピックの選考レースということでかなり注目されたのだが、残念な結果に終わってしまった。試合終了後、半月板の手術をしたという告白をしていた。今までの記録、ビジュアルなど注目度は高く、今回の不甲斐ない成績に対しては賛否両論だ。
同年代の現役アスリートが頑張る姿はすごく共感が持てる。沿道で応援している観客の中にも、「諦めないで走る姿が素晴らしい」とか、「一生懸命」がいいとコメントしている人も多かった。
しかし、プロアスリートとして今回試合後に発した「言い訳」には残念だった。プロはいかなるときにも言い訳をしてはいけない。
マラソンは結果がすべてだからね。
私が勝手に思う高橋尚子の敗因は、チームワークであると思う。
所属がかわってから、彼女の体系や質も変わったように見える。信頼のおけるコーチから離脱し、コントロールされていた走りから、走りたい走りと移行した結果だろう。
ビジネスでは、自分をキャラクター商品として売ろうとするとき、それをコントロールする有能な参謀が必要と言われる。自分は自分で見られないから、第三者が客観的に評価し、調整することが必要なんだと。自分はそれらを紳士に受止め解釈することが必要になるわけだが、その参謀を心から信用する「関係」が難しい。
アスリートの世界では、1人の選手を多くのトレーナーやドクター、マネージャーが支えている。言わば商品を作る職人に支えられて大会に出ているようなものだ。しかし、時としてその選手が我を訴え孤立してしまったり、支える人たちが「金」を前提に選手を作って行ったりしているのがあまりに表ざたになると、チームワークが崩れ試合に勝つことができなくなる。
どんなにいい選手でもつぶれてしまうのは簡単だ。
そして、アスリートとして最も大切なのは「メンタルトレーニング」。スポーツしか知らない若いアスリートに、人との付き合い方や受け止め方、常識を教え、勝つことよりも大切な充実感を味あわせてあげられるコーチの存在は大きい。
トップアスリートが引退した後、目標が無くなって廃人となっていくケースは珍しくない。
高橋尚子に今必要なのは、彼女の将来を考えてくれるコーチと、睡眠。
勝手な想像だが。
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子供が親の背中を見て育つように、
誰しも目標を持って育っていく過程には、コーチとゆう存在は大きいですね。
自分自身には見えない目線で見てくれる第三者的な方は、時には親よりも大きな存在かもしれないデス[E:eye]。
未来の充実感、手を伸ばしても、
触れたところでつかめない、不思議な感覚です[E:ticket][E:run][E:sign01]
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Hさん色々PNがあるのね[E:happy01]
そうね、技術だけを教えるコーチにはなりたくないね。
コーチの一言はその人の人生観まで変えてしまうほどの威厳があったりするから。