12月はあっという間に過ぎていく。風邪もひいている暇がないくらい。
忙しいわけじゃなくて、充実しているから。
新事業を立ち上げて、オレの前には勉強させてもらう人が多いのに気がついた。
一人は今回工事を依頼している大工のTさん。
漁師の哲也さんからの紹介なのだけど、一番勉強になったのは、気の使い方。半端じゃない。きっと本人は自然とやっているのだろうけれど、狭い田舎町の気の使いというのは、普通ではない。都会から田舎に移り住むと最初壁に当たるのはこの辺り。
道端で話をしていると、多くの人が彼に手をあげる。5分も話していれば、10人位に頭を下げている。あまりにせわしないので、店の中に入るのだけれど、それだけみんなに愛されている人なのだろうな。不動産屋さんにしても、近くの飲み屋さんにしても、挨拶に回れば、必ずTさんが出入りしているから気になっていたと言われる。
そして、もうひとつは自分のキャパシティを超えないこと。
できないものはできないと言う。無理はしない。
簡単なようで難しいのよこの辺り。
うむ・・・凄い人だ。
そしてもう一人は三島信用金庫の担当者、これまたTさん。
きっとこの人はオレより若い。
オレの仕事だけやっているのではないか?!と思うほど一生懸命仕事をしてくれる。親身になる・・・というのはこういうことを言うのだろうな。自然に経営者と同調するタイプだ。余りに必死にやってくれるので、申し訳なく思うほど。客に対してここまで尽くしてくれる営業人ってそうそういないのじゃないかな。
2人のTさんから共通して学んだことは、プロフェッショナルの由縁。
プロフェッショナルといわれる1つに、相手に
「この仕事が天職であると」
感じさせることだと思う。
決して欲張らない、自分にできることを精一杯やり尽くす。
いつまでも子供なオレにはなかなかそれができない。欲張っちゃうんだよね。
恩人でもあるこの2人にいつか恩返しがしたい。
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遅れたけれど、自分にクリスマスプレゼント。
黄色いセクシーなやつ・・・ほんと素敵だぜ。
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