2008年12月31日水曜日

今日は初島で潜り納め。

市内の同業社オーナーがナビゲーションの講習をしていて、メジャーで透明度を測ったらなんと30mもあったんだって。
確かにキレイだったけれど、以外に目視はあてにならないもんだ。寄り添って寒さをしのぐような浅瀬の小魚が激動の2008年を和ますかのようで美しくおもえた。

先日のニュースで、今年を漢字で表すと「変」と言っていた。実は今月に入るまでは自分の一年もその漢字だった。でも、ひねくれ者のオレは考えた。

確かに今年は予想外の展開が多かった。天候、経済、雇用、偽り、プライド…変えてはいけないものに触れてしまったことによる変化。取り戻せないと思わせてしまう不安の声と風。人類の全てを鬱にさせてしまうかのような空気。人の気持ちとは恐ろしい。どんなウィルスよりも早くそして強く伝染させてしまう。経済が不安定なのは世界的な規模で感染した「不安」という人間の気持ちが原因だと思う。
個人的にもそうだった。他人のためにしたことを、裏があると誤解されヤケになりそうなこともあった。正しいことを尊重して貫いたのに、建て前だと言われて信じるものがなくなったこともあった。噂やブログで勝手に解釈されてそっぽを向かれることもあった。そんな不安要素が自信とパワーを低下させ、本来の自分を見失っていた時期があった。つまり世間と同じように変えてはいけないことを変えてしまったということだ。

しかし、人間としての生き方を振り返った時、人間も自然の一部だということにあらためて気がつき、挑戦し続けることが自分の本能であることを海や山、木や花、そして水が教えてくれた。

男なら独りで強く生きなきゃいけない時もある。強くなるために必要なことは自然と共に生きて感じること。

人を頼る前にまず自分自信が強くならなきゃね。すると支えてくれる人が現れる。

来年はそんなことを大切に自分らしく生きていこうと思う。
遠回りしたが、今年の正月に掲げた「真」な年にすることを達成できたようだ。

オレは進化した。この一年で強くなった気がする。

支えてくれた人、刺激をくれた人、喧嘩した人、そして本能を知るきっかけをくれた熱海の自然に感謝したい。

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