ダイビング2日目。
今回は2日間ダイビングの日程を取ってある。
実はパラオを訪れる前日に井田へ潜って経験本数が4995本となっていた。
これは仕事でお客様と潜った本数なので、プライベートや作業、トレーニングを含めると+2,112になるので、トータルだと・・・7,107本になるのですがね。
18年間この仕事を続けてきて、ずっとログブックをつけ続けていたので(一時期の体験ダイビングマシーン時代の数百本をのぞいてだけれどね)、こんな喜び?!もあったりするのだ。残念だったのは、潜水時間を書いていなかったこと!
だって、記録していたら何日水中ですごしていたのかがわかるってものじゃない?!
でも、約7,000本という経験本数は、30分/本とするとだね、210,000分となって3500時間となるわけだ。それを24時間で割ると・・・約146日。
今のオレが生まれてから13,683日だから・・・人生の約1%を海の中で過ごしているというわけ(笑)
仮に24時間中18時間起きていたとすると、今まで246,294時間だから、1.5%海の中でいたことになる。ガキの頃海の中で遊んでいた時間やライフセービングをしている時間も含めたり、長時間潜っていた時間も含めれば、きっとさらに数%は海の中で過ごしていることになるのだろうな。
こうして考えるととても面白い。
ということで、本日3本目のシャンデリアケーブで5,000本を迎えることに。
たまたま一緒になった日本人カップルの女性が水中でパニックになっていて、アシストするできごとがあるった。オレのお客さんではないとは言え、職業柄見過ごすわけにもいかず、手を貸してあげた。
彼らはオレがインストラクターだということを知ってか、連れの男性が「さすがですね!」なんて声をかけてきた。
原因はオーバーウエイト。小柄な女性だったのにスーパーヘビーキューなウエイトをつけていたので、昨日からそれとなく注意していたのに言うことを聞かず、タンクが小さくなって浮力がさらになくなり、案の定中世浮力が取れなくなって暗闇でバタバタ→不安増大→パニックというわけだ。実は昨日もウエイトをつけ忘れて潜降し、水中で気がついて手を貸してあげた。
「さすがですね」・・・ではなくて
ありがとうでしょう。
別に言われたくて手をかしたわけじゃないしイライラしたわけじゃないけど一言だけ忠告した。
「ちゃんとチェックしたりトレーニングしないと死んじゃうよ。ダイビングって海でやるスポーツだからね」
と真顔でアドバイス。
インストラクターはそういう言葉を使ってはいけない。
でもオレは使う。
だって本当だもの。
今までとこれからを表す貴重な出来事であったと思う。
そう考えられるようになったのが、5000本の価値なのかもしれないな。
ホテルに戻ると、何やらイベントの準備をしていた。
PPRは来年25周年らしく、支配人らしき人物が前に出てインフォメーションをしていた。宿泊者にほぼ毎日無料でカクテルサービスを行い、おもてなしするサービスを行っていた。
暗くなる前に、ハウスビーチでひと泳ぎ。
来年はロットネスだからな、少しでも泳いでおかないと。
PPRは西むきのプライベートビーチをもっているので、夕日がとてもキレイだ。
夕暮れ時、カクテルを片手にジャズのBGM。
ムードばっちり。
年齢を問わずslow&activeを自然とともに過ごせるこの空間と雰囲気を日本でいかに表すのか・・・。
色々なヒントが見える。
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