2008年12月8日月曜日

今日は1日雨だった。



冬は雨が降るたびに寒くなるのが常だ。



今日は午前中プロジェクトの要になる部分についてミィーティングだった。



日々涌いて出ては泡となるアイディアや、やりたいことを振り分けていく作業だ。





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今、大海原に大航海をする準備をしている。



乗っていく船には船員も食料も機械も載せていかなければいけない。しかし、大海原が常に凪とは限らない。大荒れになってしまった時に沈まないよう、搭載する物のバランスを取らなくては簡単に沈んでしまうだろう。



運転したこともない大きな船を購入して、いきなり大海原に乗り出すのも自殺行為だ。しかし、小さな船では簡単に飲み込まれてしまうような大きな波が来るのも外洋の宿命だったりする。



沢山の貨物や船員を載せられるタンカーならいい。でもオレが目指すものはもっと小回りの利く機動力のある船だ。



長い航海になるのなら、船員が飽きないような船のデザインも必要だ。時には必要なもの以外の余興だって載せていかなくてはいけないだろう。



・・・そんなことを考えながら



しんしんと降る冬の雨を見つめる。



雨は降って地面に吸い込まれるか海に落ちて海水に混じるのが自然ってものなんだろう。例えばコンクリートの上に降って、翌日蒸発して再び雲になっていくのは本来おかしいことなのだと思う。



木は雨が降ると葉っぱを項垂れて地面に水を落とし、自分の分身が腐食してしまうのを防ぐ。だから木々は夜になると夜露を必要以上に受けないように項垂れているそうだ。翌日晴れれば余分な水分を蒸発させるために葉は太陽に向かって羽を広げる。そうしないと光合成が損なわれるどころか、栄養を補給できる段階ではなくなるのだろう。



自然の通りに無駄はないのだと思う。



無駄が出たときに排出できる方法を身につければいいのか・・・?



きっとそんな自然の通りに反した結果が過飽和を生み出し、歪みになるのだ。



人間も愛情やお金などにキャパシティがあるのだと思う。



人間の許容量なんてちっぽけなものだ。



だから飽和ってそんな先の話じゃなかったりする。



オレの許容量はどれだけだ。



これが掛けるというものか。



2 件のコメント:

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    お帰りなさい!
    パラオでのお仕事お疲れ様でした。
    新しいプロジェクトが着々と進行していますね。小回りの利く機動力のある船で大海原へ!素敵ですね。目先の利益ではなく、大事にしなくてはいけないものを大切に考える八代さんて、やっぱりすごい。
    許容量かぁ。八代さんの許容量は果てしもない感じだなぁ。私は、今許容量いっぱいなのかも知れない。オーバーウェイトでじたばた泳いでるような感じ。
    八代さんと潜ったら、気持ちのモヤモヤが晴れるかもしれないですね。ソリクのホームページ見てみよおっと。

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    〉midoriさん
    そろそろ海に入るのに気合がいりますね。
    私の許容量は大したことないですよ。
    増設することもできないし。
    でもいらないものを削除してインストールするのは得意ですね。RWというといったところでしょうか[E:wink]

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