2007年5月16日水曜日

ところてん

何を隠そうオレ様はところてんが嫌い。



なんともいえないあの触感が嫌だ。酢醤油だろうが黒蜜だろうが味の問題ではないのだ。しかし、ゴールデンウィークから仕事でところてんを売らなくてはいけなくなり(いや、決して嫌なわけではなく)、食べざるを得なくなってしまったというわけである。



ところがGW前にその触感を味わう前に喉に通すという技を身につけ、ところんてんは怖くなくなったのである。ところてんを好む人にとっては邪道であろうが、食にこだわりがある以上オレ様にもこだわりがあるのである。



Img_1666ということでお礼と今後のお話もかねてところてん工場へ行って見ました。思ったよりも工場・・・。当たり前か。



でも予想していた通りの工場で、小学校の時に行った社会科見学を思い出した。親子でところてんを作っているようで、かなりこだわりがある。まぁ職人ですからこだわりがないと取引するにはちょっと困りますがね。





「これが●●で売っていた120円のところてん、そしてこれがうちのところてん。食べ比べて。」



という簡単な商品説明の後、オレ様のコメントを待つ店主。



ところてんは嫌いなんですとも言えず、勢い良く食すオレ。



「つるつるっ!ゴホゴホッ!」



「ネ!むせるでしょう!他の店のは酢が強すぎてむせるんだよね。」



どのところてんを食べてもいつもむせているオレ様ですが・・・。一応「なるほど・・・。」と答える。



そして店主のこちらを見る目がキラキラして止まない問題のところてん。



「つるつるっ!うっ!」



むせるのを必死でこらえるオレ。



「なっ!なに?どう?」



「うん、これは味のジェットコースターやぁ!!」って言うわけもなく



「ああ違いますね・・・臭くない」と無難に答える。



でも●●で買ってきた(いわゆる他社製品ですが)ところてんはなんとなく磯臭いというか生の海藻を食べているような気がしますが、このところテンは喉越しもいいし寒天を食べているという感じがしました。天草をあげてきて何度も天日干しをするとこのように美しいところてんができるのだとか。痩せている磯で適当に干した天草は色が汚く酢を強くしないと臭くて食べられないそうだ。



なるほど・・・



言われてみれば、何もかけないで食べると磯育ちのオレ様でも気持ち悪い。



職人のこだわりに脱帽。





夜は島のボスとの食事会にささきを連れてしゃぶしゃぶを食べに行きました。



しゃぶしゃぶは久しぶりだなぁ。写真を撮るのを忘れたけど、もち豚とかいう豚肉は美味かった。ちょっと食いすぎだなぁ・・・。



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